【さくらのゆるゆる終活の旅 Vol.5】専門学校で葬儀司会の勉強しました


「さくらの終活日記」第5弾は、これから葬儀社で働く学生を育てる学校、「駿台トラベル&ホテル専門学校」 葬祭マネジメント学科にお邪魔し、実際に授業を受けてきちゃいました。

 

転入生としてご紹介していただきました!

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先生による粋な計らいで、転入生として紹介していただきました。

 

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授業の最初は「気を付け!礼!よろしくお願いします」から始まります。

〇年ぶりの、授業を受けて懐かしい…。

 

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熱血(?)先生の片桐先生です。

葬儀社で仕事をしていた経験を活かし、講師をやられております。

この日の授業は、「葬儀の司会演習」

講義の最後にはみんなが司会になりきって、一人ひとり発表することが目標です。

 

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教室もセレモニーホールを意識した造りになっており、リアリティがあります。

司会になりきる授業ということで、学生の皆さんはスーツDAY…。ということを知らずに私服で来てしまった転入生さくら、一人だけ浮いています。

 

「安心感のあるアナウンス」ってどんなアナウンス?

葬儀における司会の役割とは、「スムーズに、かつ最後の儀式を大切に進行する」ということ。

式を司るのは導師さんであって、司会はあくまで黒子の役割、式進行の妨げになってはいけません。

司会に求められることは、「安心感のあるアナウンス」

ご遺族の状態に配慮したアナウンスを心掛ける、と教わりました。

「安心感のあるアナウンス」とは、どういうものだろう…。

  • 『ゆっくり・ゆったり・すべてにおいて謙る』

理解力が落ちてしまっている人が大勢いると常に想定して、理解しやすいスピードで、話すこと。

  • 『耳に入ってくる順番で理解できる組み立てをする』

声で伝える言葉は、発した先から消えていく情報だから、相手が理解できる語順を工夫するということ。

  • 『聞き取りやすい音、正しいイントネーションで伝える』

常に相手(お客様)を思いやり行動することが求められます。

 

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授業は先生の一方的な講義ではなく、生徒との意見交換も交えながら進んでいきます。

時折、笑いが起こる場面も。

 

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先生と生徒の仲の良さが分かります。

 

マイクを持って練習開始

司会の極意を学び、いよいよ実践!

まずは発声練習です。

 

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「あえいうえおあ…まめみむめもま…」

滑舌の悪いさくら、ピンチ!

自主練習して、マイクを回して一人ひとり言ってみました。

自分の声に慣れること、緊張感を持って声を出すことを意識してほしいからとのこと。

 

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みんなドキドキです。

 

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うまくいった!どや顔の彼女!(笑)

 

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さくら、噛んだ。

…声が慣れてきたところで、次に実際の葬儀で使われるようなフレーズを言ってみます。

 

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先生のお手本。

さすがプロです!(ちょっと甘噛みしていたような…)

各自練習タイム。

 

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真剣です。

 

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「この発音ってどうですか?」

 

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「ここがどうしても早口になっちゃう」など、みんな苦戦しております。

たくさん声を使ってみんなちょっとお疲れモード。

ちょこっと休憩を挟み、いよいよ司会になりきり時間が来ます!

 

休み時間

休憩中は和気あいあい。

普段なかなか接することがないティーン女子たちとの話にテンション上がりました。

 

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「皆さん、おいくつなんですか?・・・じゅ、19歳?!(驚)」

ほんの少しだけ、テンション下がりました・・・。

 

一人ひとりビデオでチェック!

いよいよ演習の講義が始まりました。

みんなの前に出て発表です。

 

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なんと、先生ビデオを回している!

本番さながら、より緊張感のある状況での発表です。

「司会は常に周りから見られているということを意識して!背筋を伸ばして!」というご指摘も。

 

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緊張の瞬間…マイクを持つ手が震えます。

練習でさえ緊張してしまうので、本番だとどうなってしまうのやら…。

 

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全員でプレイバック。

こうやって見ると、自分ってこういう声なのだな~と違和感を感じます。

先生「自分の声や話し方に納得いかない人~?」

 

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全員「はーい」

先生「自分の声に自信を持ってください。自分の声を受け入れて好きになることで、もっともっと良くなると思います」

これにて本日の講義は終了となりました。

緊張する授業でありましたが、先生の愉快な授業のおかげでとても有意義で楽しい時間を過ごせました。

 

学生さんたちに突撃インタビュー!

そしてお別れの時間…

先生「本日転入してきたさくらさんですが、今日で最後の授業となります…」

学生「えーーーー!(驚)」

みんな、本当の転入生だと思ってくれていたみたいです。

別れが悲しい…。

最後に、せっかく出会えた学生の皆さんに、お話を伺ってみました。

 

『葬儀業界を志したきっかけは?』

「子どもの頃に葬儀社のお仕事をテレビで観て、その頃は死というものが何かよく分からなかったけど、漠然と興味を抱いた。人と接する事が好きなので多くの人の役に立つと思い高校生の時に葬儀業界に行きたいと思いました」

「大好きだった叔母の葬儀に参列した時に、司会の方のカッコいい姿に憧れた」

「祖父の死の際に、何もやってあげられなかった事を悔やんだ。人の死に対して何かが出来る人間になりたいと思い、志しました」

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それぞれの想いを持って、葬儀業界を選ばれたようです。

 

『今までの講義で、印象に残ってることは?』

「葬儀社の社長がいらして講義をしてくれる。起業のきっかけや考え方を知れるのがとてもいい経験になってます」

「現役の葬儀社さんに来ていただき、実際の通夜葬儀の流れを学べるディレクティング授業。流れだけでなく、言葉遣いや知らないことがたくさんあり、身体で学べることがとても楽しくタメになる」

「遺体保全衛生学。亡くなった後、身体はどう変化するのかを教えてくれます」

「先生に遺体役になってもらい、実際に運んでみた・・・けど、精一杯の力を出しているのにまだまだ力不足を実感してます。葬儀社の大変さを感じました」

 

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葬儀業界で活かせるノウハウや大変さを学ばれているようです。

学生の皆さんはとてもしっかりしていて頼もしい。未来の葬儀業界を引っ張っていく皆さん、期待しております!

なんちゃって転入生を受け入れてくださりありがとうございました!

 

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編集後記

原稿を書き終えたので、コーヒー飲んで一休み。

司会は緊張したけど、学生の皆さんがどんな思いでお葬式のお仕事を目指しているのか、いろいろなお話が聞けて良かったです。

今度、入学試験、受けてみようかな?と思いました。

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渡辺さくら(いい葬儀マガジン編集部)

渡辺さくら(いい葬儀マガジン編集部)

ゆとり全開の平成元年生まれ、神奈川県出身。 某有名カフェの店長だったが、新しい自分探しの旅に出るという大変ゆとり女子っぽい理由で退職したところを、鎌倉新書に捕獲されたガッツある大型ルーキー。 熱狂的なカープ女子で、25年ぶりのリーグ優勝に浮かれて上司の無茶ぶりを何も考えずに快諾。突撃取材の担当者に…。しかし、無茶ぶりした上司も不安に耐え切れず、カメラマンとして取材に同行してしまうという体たらく。