突然の訃報……でも亡くなったのは夫(または妻)のおじいさんで、遠くに住んでいて、結婚式の時にちらっと姿を見かけたぐらい。
その場合、私もお葬式に参列したほうがいいの!?
参列したい気持ちはあるけれど仕事も忙しいし、会社の規定で慶弔休暇は配偶者の父母&兄弟までしか認められないし。。そもそも、家族葬を希望している人が多いのに、参列者が増えてしまったら、かえって気を遣われたりして迷惑かも……
そんな時、あなたならどうしますか?
そこで今回は、遠方で行われる親せきのお葬式への参列について、ご説明します。
目次
どなたの通夜・葬儀に参列したことがありますか?(親せき編)
(2015年「第2回お葬式に関する全国調査」調査結果より)
全国の40歳以上の男女を対象に、お通夜やお葬式に参列した経験の有無について聞きました。
参列したことが「ない」という回答には、「まだまだお元気」という方もいらっしゃいますが、それでも自分の親せきと配偶者の親せきとで比較すると差があるのがわかります。
特に祖父母の場合、その差は大きいです。
もちろん、「結婚する前にすでにお亡くなりになっていた」というケースも含まれていますが……
どなたの通夜・葬儀に参列したことがありますか?(親せき“以外”編)
(2015年「第2回お葬式に関する全国調査」調査結果より)
同じ質問を、対象を親せき以外の方にして行った結果です。
近所の方のお通夜やお葬式に参列している方が多いことがわかります。
お葬式に行くべきか行かざるべきか?それが問題だ
さて、実際にお葬式に行くべきか行かないべきか、迷った時はどうすればいいのでしょうか?
もちろん、訃報を受けたのであれば、参列して直接お別れをするのが、最も丁寧な対応でしょう。
しかし、一口に親せきといっても、そのお付き合いの度合いはそれぞれの家庭にもよるので、一概には言えません。仕事の関係や、さまざまな事情でお葬式に参列できない場合があるのも、仕方のないことです。
このような場合であっても、弔意をきちんと表すことはできます。
弔電や供花を送ったり、また、参列する方にお香典を預けたり、代理を立てるというのも一つの方法です。
大切なのは、参列するかしないかではなく、きちんと気持ちを伝えられるかどうかです。
後日改めてお香典を送ったり、弔問したりという方法もありますので、迷った時には、ほかの親せきの方と相談したりしながら決めるといいでしょう。
【参考】葬儀・お葬式に参列できないときの対応
ヤバイ!お葬式に出られない……どうしたらいい?【通夜・告別式に参列できないときのマナー】
親せきが亡くなったのを知らされていなかった……
一方で、家族葬などが増えてくると、たとえ親せきでもお葬式を知らされないというケースもあります。
「何で知らせてくれなかったの!?」と思うこともあるかもしれませんが、ご遺族の考え方もあれば、「なるべくこぢんまりとしたお葬式にしたい」と故人が希望していたという場合もあります。
このような場合も、お葬式が終わった後、ちょっと落ち着いたころに改めてご連絡をしたり、気持ちを伝えることはできます。
ちなみに、故人との関係によって変わるお香典の金額については、以下の記事を参考にするとよいでしょう。
【参考】お葬式での「香典」の相場
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