華道家 假屋崎省吾さんがプロデュースした日本製骨壷『花筺(はながたみ)』が、東京ビッグサイト エンディング産業展2015にてお披露目となりました。
純国産にこだわった假屋崎さんと、国産骨壺の株式会社アサノ(本社:愛知県瀬戸市 代表取締役社長:浅野弘八郎)がコラボして生まれたこの骨壺。
デザインは、桜の柄がきれいな和風の「八重と鬱金(やえとうこん)」と、鮮やかな瑠璃色に明るい黄色が映える「群雀蘭(ぐんじゃくらん)」の2種類あります。
假屋崎さんが遠い将来入る“骨壺”は?
今回のデザインは、假屋崎省吾プロデュース日本製“棺”『花筺』シリーズ(株式会社日本コフィン)で特に好評だったものを選んでいて、棺と合わせても楽しめるようになっています。
一見、目立たないけどとても大切にしたのが骨壺の内側。「遺骨を入れたら終わりではないと思うので、中まで気持ちを込めさせていただきました。内側に瑠璃色を施すだけでも手間がかかるのに、アサノさんはさらに絵も焼き付行けてくれました」とその出来栄えには假屋崎さんも大満足で、「群雀蘭」を手に、まだまだずっとずっと先だけど「私もこれに入ります」と宣言しました。
絶対に国産! にこだわる理由
棺や骨壺だけでなく、今後も供養にかかわるさまざまな分野で豊富なバリエーションを展開していきたいという假屋崎さんですが、絶対にこだわりたいのが“国産”ということ。
「やはり日本人なので日本を大切にしたいですし、それには地場産業を大切にしなければなりません。
職人さんたち、日本の伝統の技術を守って来られた方々がこれからも守り続けていけるように、いいものを作っていただいて、それをエンドユーザーさんにも気に入っていただきたいです。
世界の中の日本ではあるけれど、きちんと日本を大事にして、伝統文化とメイドインジャパンをどんどん世界にアピールしていきたいです」と語っています。
假屋崎省吾さんがデザインした棺の『花筺(はながたみ)』はこちらから。
(文・構成 小林憲行)