【假屋崎省吾プロデュース】日本の棺『花筺(はながたみ)』


以前、華道家の假屋崎省吾さんがデザインした純国産骨壺のご紹介をしました。

今回は、華道家の假屋崎省吾さんがデザインした棺『花筺(はながたみ)』をご紹介します。

身内やごく親しい人で故人を送る「家族葬」が広がる中、祭壇だけでなく「棺にもこだわりたい」という方も増えています。

故人らしい棺を親しかった友人たちで囲む。そんな想いを叶えてくれるこの棺。もちろん「日本製」にこだわっています。

 

 

花筺(はながたみ)って何?

はながたみ【花筐・花筺】

[3] ( 名 )
花を摘んで入れる籠(かご)。 「うちむれて若菜摘む野の-/続古今 春上」

( 枕詞 )
一の編み目が細かく並んでいるところから,「めならぶ」にかかる。 「 -めならぶ人のあまたあれば/古今 恋五」

コトバンク 大辞林 第三版の解説 より)

「残された者の優しさの形として、花に囲まれた棺であって欲しいという、華道家の願いも込めました」というこの花筺(はながたみ)。

言葉の意味を手繰れば「花を入れる箱」という意味がありますが、同時に「形見(かたみ)」、すなわち「故人を忘れない、思い出を振り返る」という意味にもなぞらえているそうです。

 

 

棺の一本一本に物語

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花筺(はながたみ)のデザインにはテーマがあります。

例えば、中世のヨーロッパや古代ローマをほうふつとさせるような優雅で華やかなもの。優しく包み込むような、和の女性をイメージさせるもの。また、さくらの舞い散る枯山水の庭を絵画的に表現したものや、高貴な意味合いを持つ霊鳥、鶴が天に羽ばたいていく様を描いたものなど。厳かな趣のあるものから、明るく華やかなものまで、どの棺にも物語があります。

棺の窓扉の内側にも、お花がほどされています。

 

 

Made in Japan にこだわった棺

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花筺(はながたみ)をつくっているのは、広島県府中市に本社を構える株式会社日本コフィンです。

日本コフィンの平山八広社長は、「故人とのお別れをきちんとすることの大切さを表し、個性豊かなお別れを提案したい」と言います。

海外製の棺が多い中、花筺(はながたみ)で平山社長がこだわったのが、“Made in Japan”

Japan-Design (日本のデザイン)

Japan-Product (日本の製品)

Japan-Mind (日本の心)

の3つです。

 

 

假屋崎さん自らも納棺体験

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昨年、假屋崎邸で開かれた発表記者会見では、假屋崎さんも自作の棺の中に入りました。

「人生ははかないもの。やるべきことをきちんとちゃんとやって終わらせないとここ(棺)に入ってからではもう、じたばたできないな」とコメントされていました。

 

假屋崎省吾さんがデザインした純国産骨壺についても知りたいという方はこちらをご覧ください。

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