世界初のデジタル医薬品=大塚の抗精神薬、米FDA承認


 大塚製薬は14日、抗精神病薬の錠剤に極小センサーを組み込んだ世界初のデジタル医薬品「エビリファイ マイサイト」が米食品医薬品局(FDA)から製造販売の承認を受けたと発表した。薬の服用状況などをセンサーで把握できる。重度の精神疾患の場合、薬の服用を忘れると、日々の活動が困難になり、家族や介護者の負担が増えるため、毎日の定期的な服薬が重要となっていた。

 今回承認を受けたのは、米医療機器プロテウス・デジタル・ヘルス(カリフォルニア州)と共同開発した3ミリ程度の極小センサー入りの錠剤と患者の身体に貼り付けるパッチ型の情報検出器。胃で錠剤が溶け、センサーが胃液に触れると情報を発信。検出器で情報を受け取り、服薬状況を把握できる。検出器は患者の体温や心拍数などの確認も可能。 

 情報管理はスマートフォンなどで行い、患者の同意があれば、医療従事者や介護者も扱える。日本での販売は現在予定していない。(了)


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