葬儀・仏事の知識

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鯨幕について

鯨幕(くじらまく)とは、葬儀の際、式場などで目にする黒と白の2色が縦に入った幕のことを指します。弔事に使われるイメージの強い鯨幕ですが、実は弔事・慶事関係なく使用することができます。今回は鯨幕の特徴や葬儀で使用される経緯に加え、実際に葬儀で...
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釘打ちとは

釘打ちとは、お棺の蓋を釘で打ちつけることです。告別式において出棺の際に執り行われます。釘を打ちつけることで故人との別れを受け入れ、けじめをつけるために行われることがありますが、最近では釘打ちの儀式をしない場合が多いです。釘打ちの理由や釘打ち...
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収骨の方法

火葬の後に行われる収骨は、厳粛な雰囲気の中で故人の遺骨を拾い、骨壺に収める大切な儀式です。収骨の方法にはいくつかの決まりがあり、地域によっても違いはありますが、ある程度の基礎知識をおさえておけば落ち着いて臨めます。 なお収骨は拾骨や骨上げ、骨拾いなどとも呼ばれますが、納骨とは全く意味が違います。納骨は、お墓や納骨堂に遺骨を安置することですので、間違えないように注意しましょう。
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棺掛け(かんかけ)とは

棺掛け(かんかけ)とは、葬儀の際に棺の上に掛ける布のことです。神式なら棺を白い布で覆い、仏式なら袈裟を掛けるのが伝統的な棺掛けです。近年では葬式の多様化などにより、袈裟の代わりに装飾布を用いることや棺そのものにデザインを施すことも多くなりま...
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守り刀とは?故人の霊を魔から守る刀の由来・意味・使い方

記事を先読み 守り刀とは、大切な人が亡くなったとき、故人の遺体の上に置く小刀 守り刀には、死者が無事に極楽浄土へ渡るためのお守りの意味がある 刃先は足元に向けて、掛け布団の上から故人の胸元に置く 守り刀とは、大切な人が亡くなられたとき、故人...
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霊璽について

霊璽(れいじ)とは、神道に則って故人を家庭で祀る際に、その御霊を移す依り代となるものです。仏教における位牌に相当するもので、御霊代(みたましろ)とも呼ばれます。霊璽には位牌における戒名と同様に霊号を文字入れし、仏壇に相当する祖霊舎(それいし...
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環骨勤行とは

環骨勤行(かんこつごんぎょう)とは、文字通り火葬場から還ってきたご遺骨を、自宅などにお迎えする際に執り行う儀式のことを言います。「環骨」とは亡くなった方が骨に還った状態のことで、「勤行」とは仏教で精進やお勤めといった意味があります。環骨勤行...
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慶弔とは

慶弔とは、結婚やお葬式など人生の節目に起こるできごとを指します。社会人になると、慶弔に接する場面が増えてきますが、いざその場面に遭遇すると、どのように対応したらいいのか迷ってしまうことが多いです。マナーを知らずに間違った行動をとってしまうと...
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帰家祭とは?意味合いと手順について

帰家祭(きかさい)とは、神道式の葬儀、神葬祭において行われる儀式のひとつで、葬儀が無事に終了したことを神に奉告することをいいます。 仏式でも同じような儀式はありますが、神道式とは内容や手順が異なる点が多くあります。また、最近では帰家祭を省略...
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【六文銭とは】電車やバスの初乗り料金とほぼ同額?三途の川の渡し賃を現在の貨幣価値に換算

六文銭とは、故人が極楽浄土までの道のりでお金に困ることのないよう棺におさめる冥銭(めいせん)で、今でも葬儀の副葬品としてメジャーな存在です。 といっても六文銭という硬貨があるわけではなく、一文銭の硬貨が6枚揃った状態のことをいいます。一文銭...
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施主と喪主の違いは?役割や決め方、挨拶例文を紹介

喪主は「遺族の代表」、施主は「葬儀費用の負担」と役割が違います。施主と喪主を兼務することもあり、家族や親族で話し合って決めるのが一般的。ここでは、喪主と施主の違いや選び方、服装や挨拶のマナーを紹介します。
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【棺と柩】「ひつぎ」を漢字で書くときの注意点~社会人のためのマナー講座【調べてみた】

新しく社会に出る方々にとって、ぜひとも身に着けておきたいのが、社会人としてのマナー。 特にお葬式は日ごろ頻繁にあるものではありません。でも、だからこそ「いざ」という時のマナーがバッチリ決まると「おお! やるな!」と周囲の評価も上が ります。...
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導師とは?意味や役僧との違い、葬儀で必要な僧侶の人数を解説

記事を先読み 導師とは、法要の最高責任者として式を統括し、作法を取り仕切る僧侶 一般的な葬儀では、導師1名と脇導師1名、合計2名の組み合わせが多い 僧侶へのお布施の総額は、事前に菩提寺へ確認しておくのがベター 「導師」とは本来、人びとに説教...
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野辺送りについて

かつて霊柩車のなかった時代、故人の遺体は自宅で執り行う葬儀が終わると、近親者や地域の人たちが棺を担ぎ、葬列を組んで埋葬地にまで送りました。これを野辺送りといい、非常に重要な儀式とされていました。 今ではあまり見られなくなった野辺送りの風習で...
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旅支度とは何?仏衣の意味や宗派による違い

記事を先読み 旅支度とは、故人が無事に来世へ到着できるよう支度を整えること 旅支度の衣服は、日常と反対の状態にする「逆さ事」のマナーが多い 仏教では旅支度を行うのが基本だが、浄土真宗では必要ないとされている 「旅支度」とは、仏式の葬儀でよく...
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枕団子・枕飯とは?意味や作り方、飾る期間などのマナー

記事を先読み 枕団子と枕飯とは、遺体を棺に納めるまでの間、故人の枕元に供える枕飾り 枕飯は、1合のご飯を茶碗によそい、箸を垂直に挿して供える 枕団子は、うるち米の米粉で作った団子を、高く積み上げて供える 仏教では亡くなられた方を偲んで、さま...
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結局、縁起が良いの?それとも悪いの?お葬式の夢の意味について

お葬式の夢とは、いったいどんな意味を持っているのでしょうか。お葬式の夢というと不吉なイメージがつきまといますが、実は幸運を暗示する「吉夢」とされています。誰のお葬式なのか、お葬式の場面や状況によっても夢が持つ意味は変わってくるといわれていま...
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お葬式に僧侶は必要?葬儀にお坊さんを呼ぶ方法や費用、マナー

記事を先読み お葬式における僧侶は、遺族の気持ちを故人に代弁する橋渡し役 僧侶に葬儀の依頼をする際は、まずは直接菩提寺へ連絡する 僧侶には、読経や戒名をつけてもらったお礼としてお布施を渡す 葬儀における僧侶とは、非常に重要な役割を担う存在で...
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葬儀で松明を使う意味など

松明とは、明かりとして使用するため、長い木などに松やになど燃えやすいものを浸した布を巻き付けたものです。これに火をつけて手に持ち、神事などにも使用されてきました。 葬儀においてもこの松明に見立てたものの使用を目にすることがありますが、葬儀で...
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引導を渡すとは?意味・法語・宗派ごとの引導

引導とは、すべての生きるものに対して、仏の道へ導くことです。 仏教の葬儀においては、導師(僧侶)が法語を唱えて故人をあの世に送り出す儀式を指します。「引導を渡す」という慣用句は、あきらめるように最終的な宣告をする場合などに用いるため、よくな...
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夜伽(よとぎ)と通夜とは?意味とやり方、作法を解説

夜伽(よとぎ)とは、大きな意味でいえば、寝ないで誰かに付き添うことです。葬儀の場面でいう夜伽は、通夜の席において、故人の傍らで寝ずの番をすることです。 通夜の習慣は日本各地で行われていますが、通夜の形態の変化により、夜伽という言葉を耳にする...
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芳名録・芳名帳について

芳名録とは、芳名帳とも呼ばれ、冠婚葬祭のときに参列または参加してくださった方の名前と住所を記帳してもらう名簿のようなものです。そもそも芳名録に名前や住所を記帳するのには、どのような意味があるのでしょうか。また、芳名帳の書き方やマナーなどの忘...
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霊柩車と寝台車。その役割と違いは?

霊柩車とは、故人を運ぶために使われる車のことですが、霊柩車について詳しい方は多くはないでしょう。そこで、亡くなった人を運ぶための霊柩車は寝台車とはどんな違いがあるのか、特殊な車がどのように作られているのか、かつて主流だった宮形霊柩車はどこへ行ったのかについても紹介します。
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神棚封じとはどんな意味?誰がいつやる?やり方と期間を解説

神棚封じとは、「死」という穢れ(けがれ)を神様に近づけさせないために行うものです。これは日本に古くから伝わる神道では、神様は穢れを嫌うため、近づけてはいけないという考え方があるためです。家族が亡くなった時から忌中となるので、この間、神社への参拝を控える必要があると考えられていました。同様に自宅の中の神社である神棚を穢れから遠ざけるために、神棚封じを行うのです。
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お見舞い金の金額相場とマナー!お金の入れ方・袋の書き方・渡し方

お見舞い金とは、長期入院している相手の回復を祈って渡すお金のこと。身内は5千円~1万円、仕事関係者は3千円~1万円、友人は3千円~5千円が相場です。ここでは、お見舞い金の相場金額やマナー、注意点をご紹介します。
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みたまうつしの儀とは?儀式の基本や進行方法を解説

小林麻央さんが亡くなられた時、聞きなれない「みたまうつしの儀」という言葉が出てきましたが、これは神道や天理教の葬儀の中での一番大事な式となります。日本の葬儀はその多くが仏式で、神式による葬儀はあまりありません。江戸時代の檀家制度でどこかのお...
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【山形県民に聞いた】夏だ! お盆だ! お盆玉だ!

お正月になると、おじいちゃんおばあちゃんや、親せきからお年玉をもらうのを楽しみにしているお子さんもたくさんいます。 でもこのお年玉をお盆にももらえるって聞いたらどうしましょう!? 子どもは大喜び、大人は……。 今回は、お盆にもらえるお年玉、...
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【3月10日・茨城】3(み)10(と)=水戸の日にちなんで、茨城県のお葬式のしきたり

3月10日は水戸の日(語呂合わせ)。 水戸市ではこの日にちなんで“納豆ごはん及び納豆の早食いを競い、納豆早食い世界一を決定”する「水戸納豆早食い世界大会」が行われるそうですが、調べてみると今年、2016年は3月19日に行われるようで、3月1...

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