終活映画

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【終活映画】終活とはどう生きるかを知ることがジワリとわかる 「天才作家の妻」

主演女優グレン クローズのみせる表情、この微妙な変化に翻弄され魅了され続ける作品でした。 映画は、ノーベル文学賞の受賞を知らせる電話から始まりました。その知らせを二つの受話器で同時に聞く老夫婦二人、ベッドの上ではねて喜ぶほどの念願の受賞だっ...
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【終活映画】『洗骨(せんこつ)』習わしに見える、核家族時代に迫るグリーフ

10年位前に、沖縄の遺骨供養として洗骨という風習があることを教わったことがあります。遺体は風葬にして自然のまま朽ちてゆく時間を待ち、遺族がその朽ちた骸遺を墓から出してきれいに洗い清めて改めて遺骨として埋葬するという儀式です。 後に沖縄スタイ...
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介護を家族だけの問題にしない『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』

筋ジストロフィーを患い、それでも前向きに生涯を全うした実在の人物、鹿野靖明さんが主人公。要介護者と介護ボランティアという関係から映画は構成されているこの作品。超高齢化社会におけるこれら2つの視点からも、実在された方の記録としても、ご覧になら...
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【終活映画】アルゼンチンからポーランドへ、友との約束を果たす旅『家へ帰ろう』

頑固には頑固の理由がある。 人生も88年、娘や孫に囲まれて、じっとしていれば幸せなのだろうが、その幸せは自分の望んでいる幸せとは少し違うのかもしれない、人生を振り返った時の男は頑固なのです。 主人公のアブラハムは88歳、財産を処分して高齢者...
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【終活映画】相続問題で悩む前に。『おかえり、ブルゴーニュへ』

今回ご紹介するのは、『おかえり、ブルゴーニュへ』。 フランス、ブルゴーニュにあるワイナリーでの出来事、四季折々のブドウ畑とワイン醸造の風景がとにかく美しい映画でした。そしてまさに終活をイメージした時に考えるシーンにもあふれ、残されてゆく人こ...
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【終活映画】『ぼけますから、よろしくお願いいたします。』を観て、「ぼける」を考えた

人生100年時代とも言われる超高齢化社会において、人生の終焉で想定をしなくてはならないのは、もはや死ばかりではなくなってきました。自分の力ではどうにもならないことのひとつに「認知症」という病と誰もが向き合う覚悟が必要なのも事実です。 映画の...
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【終活映画】公開中!家族と仲間が支える人生『ボヘミアン・ラプソディ』

イギリスのロックバンド、Queenとフレディ・マーキュリーの自伝的映画を終活映画で取り上げること、驚かれるかもしれませんが、終活映画にはいくつもの視点がありますので、ぜひお楽しみください。 時代や音楽によって振り返る。終活映画の楽しみ方 誰...
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【終活映画】「遺された家族のため」でなく「与えられた時間を豊かに」。そんな終活ができそうな映画『運命は踊る』

今回は、2018年11月現在、公開中の映画をご紹介したいと思います。 運命はめぐる、巡り巡って運命の通り進んでゆく、まるでダンスのステップのように、踊るダンスのステップは、何度踏んでも元の位置に戻るように……。『運命は踊る』を鑑賞しました。...
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【終活映画】もう一度観たい、終活映画『おくりびと』

数ある終活映画の中でも、まずご案内したい映画のひとつに『おくりびと』があります。 第81回アカデミー賞外国語映画賞を獲得したことでも、世界的に有名な映画です。 滝田洋二監督により2008年に劇場公開になった映画ですが、東京の下町の劇場に出か...
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【終活映画】終活を超えて命を繋ぐ映画『曙光』

映画『曙光』の試写会に行ってきました。 2015年に公開された、お母様を撮り続けたドキュメンタリー映画『抱擁』の坂口香津美監督による作品です。 『曙光』の物語 自殺者を救う活動をしている家族もまた、娘を自死により失った遺族でした。 「自殺は...
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【終活映画】劇場で観たい『ガンジスに還る』。逝く人と送る人、世代間の溝と理想のお葬式

今回、終活映画・ナビゲーターとしてぜひおすすめしたいのが、2018年10月27日(土)から、岩波ホールをはじめ全国で順次公開となる『ガンジスに還る』です。 日ごろ、インド映画はあまり観ない私ですが、今回は終活映画として、ご案内します。 「理...
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2018年秋公開「どうすれば自殺を減らすことができるのか?」映画『曙光』に込められた坂口監督の想い

母の介護の日々を記録したドキュメンタリー映画『抱擁』(文化庁記録映画部門優秀賞受賞)の坂口香津美監督の最新作『曙光』(しょこう)が、2018年10月6日より、アップリンク渋谷にて公開されます。主演は映画『六月の蛇』(塚本晋也監督)の黒沢あす...
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【終活映画】樹木希林さんの訃報に触れて、もう一度観たい映画『ツナグ』

「終活」という言葉は話題になってもいながら、なかなかお手本も見つからないものです。終活とは、それぞれがそれの人生の終焉を想像して取り組むもの。誰かのまねをしても仕方ないことかもしれません。 そんなときに映像を通じて自分自身の内面を振り返る機...
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【監督インタビュー】宮沢りえさん主演『湯を沸かすほどの熱い愛』。遺された人がどう生きるかで、故人の人生の意味が見えてくる

2016/10/29公開した映画、『湯を沸かすほどの熱い愛』。 銭湯を舞台に、“死にゆく母と、遺される家族が紡ぎだす愛”という普遍的なテーマを描いています。 主演の宮沢りえさんが演じる幸野双葉さんこと、普通の“お母ちゃん"は、その人間味溢れ...
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【映画】妻が死んで、一滴も涙を流せない男のラブストーリー『永い言い訳』公開

『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢見るふたり』の西川美和監督が、自らの小説を映画化した最新作『永い言い訳』。 2016年10月14日公開されたこの映画。突然の事故で妻を失いながら、まったく悲しみを感じることができなかった夫が、同じ事故で母親...
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『blank13』が問いかける、埋葬や葬儀の意味

13 年前に突然失踪した父が余命3 ヵ月で見つかったことから始まる物語を齊藤工監督が映画化した「Blank13(ブランク13)」が、2 月3 日(土)よりシネマアート新宿で公開、2 月24 日(土)より全国順次公開されます。 “そう言うもの...
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日本映画の名優、大杉漣さん最後の主演作品『教誨師』

2018年2月21日に急逝した名優、大杉漣さんの初めてのプロデュース作品にして最後の主演映画、『教誨師』が2018年10月6日からロードショーを迎えました。今回は、大杉漣さんの遺作をご紹介します。 なぜ、生きるのか?を問う映画 主演の大杉漣...
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【定年は生前葬?】映画『終わった人』6月9日全国ロードショー!

「定年って生前葬だな…」 衝撃的な書き出しからはじまるベストセラー小説『終わった人』(原作:内館牧子 講談社)がついに映画化。舘ひろしさんが演じる、エリートサラリーマンの定年後のストーリー。定年という生前葬を迎えたその先の生きざまを、仕事、...

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