新葬儀ホール「京王メモリアル多摩センター」オープン

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京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:紅村康)は一昨年から沿線駅前の土地を活用した葬儀場の開発に注力。沿線住民の高齢化が進む中、交通の利便性や明朗会計などをアピールしており、喪服の高齢者が電車で参列する姿は、新たなビジネスの創出を印象付ける。

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高架下のスペースを活用

初年度の2015 年は北野駅(東京都八王子市)に、昨年は調布駅(同・調布市)に開設したのに続いて、この6月4日(日)には京王多摩センター駅(同・多摩市)近くの線路の高架下に、3ヵ所目の葬儀場「京王メモリアル多摩センター」が新たにオープンした。

家族葬中心のコンパクトホール

京王電鉄の葬祭事業は、沿線の高齢化という実態に合わせて、高齢者向けの生活サービスの拡充という発想からスタート。近年の家族葬など小規模葬儀のニーズに応じ、各施設は一貫してコンパクトなもの(着席で60 ~ 100 人程度のキャパシティ)に。宗教色を廃して、さまざまなタイプの葬式に対応できるようにし、内装もシンプルで、自宅のような雰囲気の空間づくりを行なっている。

 

また、既存葬儀社の合併・買収でなく、自前でスタッフや設備などを揃えているのも強み。葬祭事業はグループ会社として新たに起ち上げた「京王フェアウェルサポート株式会社(代表取締役社長:長谷川尚美)」が手掛けている。

 

同社の葬祭事業は好調なようであり、他の電鉄系企業の動きにも注目される。

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