慶応3年11月15日(旧暦)にご逝去された故 坂本龍馬さんのお別れ会が、2017年3月10日東京・港区の青山葬儀所で開かれます。
施主は、妻のおりょうさん、施行は新しいカタチのお別れ会「Story」です。
坂本龍馬さんとおりょうさん二人だけの想い出をモチーフにつくられた生花祭壇と、土佐の旨い酒、そして郷土料理を囲みながら、人間“龍馬”に惚れた者たちの語らいの場。
参加は無料。
「坂本龍馬が好き!」「幕末が好き!」「お別れ会が好き!」という方もそうでない方も、どなたでも参加できます(応募方法はこのページの「ポイント6 応募方法」をご覧ください)。
さらに月琴奏者の永田斉子さんや、龍馬さんと同郷、高知県出身の直木賞作家、山本一力さんも登壇!
「龍馬Story」とはどのようなお別れ会なのでしょうか?
目次
ポイント1 新婚旅行
坂本龍馬さんとおりょうさんと言えば、日本で最初に新婚旅行をした二人としても知られています。
慶応2年1月23日(旧暦)に、京都の寺田屋で負傷した龍馬さんは、西郷隆盛さんの勧めもあって、療養のため薩摩(現 鹿児島県)を訪れます。おりょうさんも伴ってのおよそ3ヵ月にわたるこの旅は、日本で最初の新婚旅行と言われています。
この時、龍馬さんとおりょうさんが薩摩に到着したのがちょうど3月10日だったこともあって、今回のお別れ会では、「新婚旅行」が大切なポイントのひとつとなっているようです。
ポイント2 月琴の生演奏
おりょうさんが弾いていたという月琴を聞きながら、故人を偲びます。
おりょうさんの回想録『千里駒後日譚』によれば、「私はテーブルに向かい腰をかけ、月琴を弾いていると、龍馬は側でニコニコ笑いながら聴いておりました。」とか?二人の想い出の楽器です。
演奏は、月琴奏者の永田斉子さん。2016年にはCD「月琴 MOON LUTE〜お龍が奏でた楽器、龍馬が聴いた音楽」も出されています。
ポイント3 酒も料理も土佐づくし
土佐と言えば「お酒が強そうな人が多い」というイメージがありますが、おもてなしを大切にする高知県には、おいしいお酒もたくさんあります。
今回、龍馬さんのお別れ会では、献酒で故人を偲びます。が、そのお酒にもこだわります。
ただの献酒とは一味違う献酒に、期待が膨らみます。
また、料理ももちろん土佐づくし。
厳選された食材で作られる土佐の郷土料理に、舌鼓を打ってください。
ポイント4 青山葬儀所始まって以来、初めての模擬お別れ会
会場となるのは、有名人のお葬式やお別れ会の会場としても名高い、青山葬儀所です。
明治34年に民間の斎場として開設され、以来数々の著名人を送って来た、歴史ある葬儀所です(現在の建物は、昭和49年に建てられたもの)。
日々、厳かなお別れの儀式が執り行われている青山葬儀所で、このようなイベントとしてのお別れ会が開かれるのは、初めてのことです。
今回、坂本龍馬さんのお別れ会では、日ごろなかなか味わえない青山葬儀所の魅力もぞんぶんに感じていただきながら、大切な人とのきずなを今一度、想ってみてください。
ポイント5 高知県出身!直木賞作家、山本一力さんが愛してやまない龍馬を語る
そして今回、「龍馬Story」には、龍馬さんと同じく高知県出身の直木賞作家、山本一力さんが登壇することが決定しました。
『あかね空』(文藝春秋)で2002年、第126回直木賞を受賞した山本さんは、『龍馬奔る』シリーズなど数々の名作を書かれています。
坂本龍馬さんを愛してやまないという山本さん。どんなお話をしてくださるのでしょうか?
山本一力さんプロフィール
1948年高知県生まれ。東京都立世田谷工業高校電子科卒業後、様々な職を経て、1997年『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年、『あかね空』(文藝春秋)で第126回直木賞を受賞。他の著書に『損料屋喜八郎始末控え』『梅さきぬ』『かんじき飛脚』『背負い富士』『ジョン・マン』シリーズ、『千両かんばん』『べんけい飛脚』『桑港特急』『晩秋の陰画』『ずんずん!』など多数。
開催概要/応募方法
日時 :2017年3月10日(金)13:00開場、14:00から16:00までの開催予定
場所 :東京都青山葬儀所
参加費 :無料
応募条件:坂本龍馬や幕末好き、お別れ会に関心がある人のみならず、一般の方どなたでも参加いただけます。
募集人数:100名 ※お申込みが多い場合は抽選となります。
※現在は募集しておりません。
大切な方を偲び、思い出を語る「お別れ会・偲ぶ会」
お別れ会・偲ぶ会というと、著名人や経営者の方が行うイメージがありますが、実は最近では一般の方が行うケースも少なくありません。新しいお別れのカタチとして「お別れ会・偲ぶ会」が広まってきた反面、何をどのように進めたらいいのかまったく分からない……という方も多く、お別れ会の企画・会場選びから当日の運営まで専門会社に依頼して行う方が増えてきました。
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