郵送で感染症やがんなどの検査を行う株式会社GME(本社:群馬県高崎市、小和田幸男社長)が新発売した香典袋。袋を開けずにお香典の中身がチェックできるので、お通夜やお葬式の受付の負担も少なく、スピーディーに、また参列者にとってはお香典の入れ忘れも防げます。
今回は、そんな新しい香典袋「行列ができない金封シリーズ」をご紹介します。
地域の慣習から生まれた香典袋の「窓」
この香典袋、裏側に半透明のフィルムを貼った確認用の小窓が開いていて、そこから中に入っているお札の一部が見えるという仕組みです。
袋の内側には3つのポケットがあって、そこにお札を一枚ずつ入れることで、中に入っている紙幣と枚数が、袋を開けなくてもわかります。
この香典袋の開発は今から20年ほど前、同社の小和田社長が知人のお葬式の受け付けを任されたのがきっかけです。
同社のある群馬県高崎市では、会葬者の前で受け付けの人が金額を確認する慣習があるそうで、この時、会葬者の目の前で香典袋を開いて、
開発にあたっては、袋の中で紙幣が重ならないように、小分け用の封筒(ポケット)を作るときに、子窓からの見えやすくし過ぎると、
小窓付きの香典袋の種類は4種類
「行列ができない金封シリーズ」の 商品ラインナップは全部で4種類あります。
水引を印刷した、「多当 御霊前」「多当 御佛前」、そして白黒の水引をかけた、「東京折 黒白7本」、さらに、銀色の水引をかけた「東京折 双銀7本」です。
今後、需要が高まれば5枚用も、製造販売していく予定です。
お香典袋の表書きについては、一般的に仏式のお葬式では、お通夜や葬儀、告別式から四十九日法要までは、「御霊前」と書いた香典袋を使用します。四十九日を過ぎると「御佛前」と表書きは変わります。
ただ、宗派や地域の慣習などによっても異なりますので、寺院や葬儀社など、その地域の風習に詳しい方に確認するとよいでしょう。
ちなみに、同社がリサーチしたところ、お香典の中身を受け付けで確認するといった慣習があるのは、群馬県の一部や埼玉県の深谷市など、
でも、この商品が新聞等で取り上げられると、他の地域の方からも「どこで買うことができるの?」といった問い合わせも入るようになりました。
香典袋にお金を入れ忘れた経験のある方など、「