2016年11月28日に急逝された元プロレスラー永源遙さんの追悼セレモニーが12月2日、東京・文京区の後楽園ホールで開かれました。
会場に設置された献花台には大勢のファンが訪れ、花束を供えて別れを惜しみました。18時30分試合開始前には、リングの上で10カウント弔鐘を鳴らし、永源さんの冥福を祈りました。
献花台に花を供えてお別れ
17時15分に開場した献花台。たくさんの花束が供えられた
後楽園ホール5階に設置された献花台には多くのファンらが訪れました。
写真の前で涙ぐむ人、親子で手を合わせる人など、花束をお供えして永源さんとの突然の別れを悲しみました。
選手献花の模様。写真提供：プロレスリング・ノア
献花に訪れた山田邦子さん
お別れの10カウントゴング
18時30分、試合開始前に会場スクリーンに永源遙さんの映像が映し出されます。
遺影を胸に選手が入場。
リング上にて10カウントの弔鐘を鳴らし、黙祷を捧げて永源さんの冥福を祈りました。
遺影を胸に黙祷する丸藤正道選手
献花台は12月3日ディファ有明大会にも設置される予定。また、東京・港区の青山葬儀所にて、12月2日に通夜が、3日には告別式が行われます。
永源さんは大相撲を経て、1966年に東京プロレスでデビュー。その後、日本プロレス、新日本プロレス、ジャパンプロレスを経て、1987年からは全日本プロレスで活躍。「悪役商会」として、そのコミカルなファイトで人気を博した。00年にはノアの旗揚げに参加し、06年3月に故郷である石川県中能登町で引退。その後もノアのフロントとして、団体を支え続けた。享年70。
プロレスリング・ノア公式サイトより
（小林憲行）