はじめてのお葬式ガイド
葬儀のことなら「いい葬儀」

終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

葬儀・葬式とは –葬儀の意味と流れ

葬儀は突然起こります。その中で葬儀を執り行うには、全体の流れを把握しておくことが大切です。

ここでは、葬儀をなぜ行うのか。その意味や、逝去から葬儀・告別式までの全体の流れに、さらに会葬のマナーについてご説明します。

日々の暮らしの中で、常に葬儀のことを考えている人はあまりいません。身内の方、または親しい方が亡くなってはじめて、葬儀の準備をはじめるというのが一般的です。

限られた時間のうちにあわただしく準備を進める中、何のために葬儀を執り行うのか、わからないという方もいらっしゃるかもしれません。

ここではまず葬儀の意味を考えてみましょう。

どうして葬儀をするの?

葬儀は故人を葬り供養するための儀式と認識している人は多くいらっしゃいます。
もちろん故人を葬り供養する意味がありますが、ほかにもいくつか意味を持って行われます。

葬儀の意味合いについては、さまざまなメディアで3つから5つくらいのいくつかの項目に分けて紹介されています。ここでは、ごく簡単にご説明します。

遺族の心の整理をつけるため

現在では葬儀を行う際に、ほとんどの人は心理的な意味や家族・親族的な意味を重視しています。心理的な意味というのは、身近な人が亡くなったことに対する心の整理をつけることです。身近な人が亡くなるのは非常に辛いため、亡くなったという事実を受け入れられない人も少なくありません。葬儀を行うことで、事実として少しずつ受け入れられるようになってきます。

故人の死を完全に受け入れるには時間がかかります。葬儀だけでなく、例えば仏式の葬儀の後に行われる初七日や四十九日をはじめとした法要は、遺族が故人の死を受け入れるために、心の整理を助ける大切な仕組みとも考えられています。

家族や親族のきずなを確認できる

家族や親族的な意味というのは、親せき同士で集まる機会ができるという意味です。

親せき同士で集まれる機会はそう多くはありません。近くに住んでいれば会うこともありますが、遠方の地域に住んでいる親せきと会う機会はほとんどないでしょう。

長期間会う機会がないと、関係が希薄になってしまいがちですが、葬儀や法要などがあることで、改めて関係を深めることができます。

宗教的な意味

一方で、宗教的な意味合いもあります。生死に関する考え方は宗教によってさまざまですが、主に死者を供養し、あの世へ送り出す意味があります。

現在においては地域性や遺族の考え方にもよりますが、宗教的な意味合いはやや薄れている傾向があるようです。ただし、明治時代に葬儀から宗教的な意味合いを除こうといったことから告別式が登場した際もそうですが、葬儀における宗教的な意味合いというのは、歴史の中で薄くなったり濃くなったりを繰り返しているようです。

社会的な意味

葬儀は社会的な意味も果たしています。

人が亡くなると訃報を出して親せきや仕事関係の人に知らせます。葬儀は訃報を受けた人たちが、集まって改めて故人が亡くなったことを認識するための儀式です。死亡届を出すなど行政機関での手続きも行います。また、かつては地域のコミュニティーの中で、葬儀を行うことで世代の交代を知らしめるという役割もありました。

このほか火葬や土葬を行い、遺体を処理することも、葬儀の重要な役割です。

葬式の流れ

関係者への連絡

お葬式は通夜と葬儀・告別式に分けて行うのが一般的です。
亡くなったら、医師に死亡診断書を書いてもらい、故人の親族や親せき、親しい友人などに連絡します。
故人が現役で仕事をしていた場合には、職場の人など仕事関係の人に。また既に退職済みでも、現役時代に働いていた職場に連絡しておいた方がよいでしょう。

葬儀社への連絡

同時に、すぐに葬儀業者を決める必要があります。生前から決めていた場合にはスムーズですが、決めていなかった場合には短い時間の中で決めることになります。
ちなみに、葬儀を経験した方へのアンケート調査結果によると、生前に葬儀社を決めていたという方は全体の約20%、さらに亡くなってから2時間以内に葬儀社を決めたという方は約30%。合計で、半数の方が没後、2時間以内には葬儀社を決めているという結果になっています。
葬儀社が決まったら、自宅、または安置施設など故人を安置できる場所にお連れします。

>>葬儀社を決めるまでにかかった時間は?(第3回「お葬式に関する全国調査」より)

葬儀の打合せ

次に、葬儀業者と打ち合わせをして、葬儀の内容を決定します。
まず決めなければならないのが、葬儀の日程と、場所です。日程は菩提寺の都合や火葬場の空き状況と合わせて決めていきます。特に都市部で、年末年始など火葬場が込み合う時期には、葬儀を行うまで数日待つこともあります。
日程と場所が決まったら、改めて親せきをはじめ、近親者に伝えます。

通夜

通夜では、参列者たちが集まります。
通夜に先だって、故人を納める納棺の儀式などが行われます。生前によく着ていた衣服やよく使っていた小物などを一緒に入れますが、火葬の関係から副葬品としてふさわしくないものもあります。詳しくは葬儀の担当者に確認しましょう。

>>【火葬研の男】プロに聞いた! 火葬のとき、棺に入れちゃうと“まずい”もの

通夜は自宅、またはセレモニーホールなどで行います。
始まる30分くらい前から受付を行います。
導師(僧侶)が入場し、通夜がはじまります。僧侶の読経、焼香を行うという流れです。
僧侶が退場するタイミングは読経の後の場合と、焼香の後の場合があります。
焼香は基本的に故人と縁が深い順に行います。喪主が最初に行い、続いて親族が順番に焼香をします。会場が比較的広ければ、起立して焼香台のところに1人ずつ歩いて行って行うのが一般的です。会場等の都合によっては回し焼香という形で小さな焼香炉を1人ずつ回しながら焼香することもあります。
全員の焼香が終わったら、通夜振る舞いの会場へ移動します。地域によっては、焼香が終わった人から順次、通夜振る舞いの席に移動することもあります。また、通夜振る舞いは親族やごく親しい友人や知人だけで行うといった地域もあります。詳しくは葬儀の担当者に確認しましょう。

葬儀・告別式

葬儀・告別式は通夜式から日をまたいで行います。
参列者が全員着席してから導師(僧侶)が入場します。開式の辞の後に読経を行い、弔辞や弔電を紹介します。弔電が多い場合には、何通かを選んで読み上げ、他は名前のみを紹介することが多いです。
焼香は、僧侶が最初に焼香を行い、喪主がそれに続きます。故人と関係が深い人から先に行う点は、通夜式のときと同じです。
参列者全員が焼香を終えたら閉会の辞です。故人に最後の別れを告げますが、親族や生前親しくしていた友人など1人ずつ棺の前でお別れをします。棺のふたを閉め、棺を霊柩車に乗せて火葬場に向けて出棺します。
喪主や親族、故人と特に親しかった人は火葬場に同行します。
火葬にかかる時間は1時間から2時間くらいです。火葬場には控え室が用意されているので、火葬が終わるまで待ちます。火葬が済んだら骨上げを行い、骨壺に遺骨を納めるという流れです。骨上げの際には、喪主が先立って行い、故人との縁が深い順に続きます。骨上げの後は精進落としで葬式当日の一連の流れが終了します。
*東京近郊の例です。お葬式の流れは地域によっても異なります。詳細は葬儀社の担当者にご確認ください。

>>都道府県別 全国のお葬式のしきたりはこちら

通夜、葬儀・告別式の参列のマナー

参列にふさわしい服装とは

まず通夜や葬儀・告別式に参列する際には、服装は基本的に喪服、礼服を着用します。
ただし通夜に参列する場合は、通常のスーツや黒い服で参列しても問題ありません。職場から直接駆けつける人も多いです。男性の場合はネクタイと靴下は黒いものに替えておくとよいでしょう。「亡くなることを想定し、前もって準備していた」といわれるので、喪服を着ることは避けるという説もありますが、通夜にのみ参列する人も増えています。地域性などもありますが、あまり気にする必要はないようです。
葬儀・告別式に参列する際には黒い礼服を着用します。子どもの場合には、学校の制服がある場合は、制服が正装です。小学生は制服がない学校がほとんどであるため、なるべく黒い衣服を着て行きましょう。大学生はスーツで問題ありません。礼服を持っているのであれば、礼服が望ましいです。

香典の表書きのマナー

香典に関するマナーも押さえておきましょう。
仏式の葬儀に参列する場合には、「御霊前」と書くことがもっとも多いようです。ただし浄土真宗の場合は「御仏前」と書きます。このほか「御香典」「御香料」と書く場合もあります。
また、キリスト教式の場合には「御花料」、神式の場合は「御玉串料」とするのが一般的です。夫婦で連名にしたり、団体などで1つの香典袋を使ったりすることもできます。
香典の金額の相場は故人と縁が深いほど高くなります。両親の場合には5万円から10万円で、親族であれば1万円から5万円くらいの範囲内です。友人や知人、同僚などであれば、5,000円から1万円くらいでしょう。

>>お香典はいくら包んだ?(第3回「お葬式に関する全国調査」より)

紙幣の枚数は1、3、5枚のいずれかにするのが一般的です。また、きれいなお札を入れるのは避けましょう。新札しかない場合には、折り目を付けて入れます。もちろん、汚れたお札やよれよれのお札も避けた方がよいでしょう。

喪主への挨拶・お悔み

喪主や親族の人と顔を合わせたときには、お悔やみの言葉を添えて挨拶をします。
このときに、同じ語を重ねたり、繰り返しの意味の言葉を使わないのがマナーです。また、喪主は参列者全員に対応しなければなりません。あまり話し込まずに、短く切り上げた方がよいでしょう。
また、焼香の作法は、地域や宗派によっても異なります。右手の親指と人差し指と中指で抹香を摘まみます。目くらいの高さまでいったん持ち上げましょう。それから摘まんでいる3本の指で軽く擦るようにして、香炉の中に落とすのが一般的のようです。
なお、焼香のタイミングなどは、葬儀の担当者が案内をしてくれますので心配はいりません。

葬儀に出席する、しないの判断

葬儀の場合は、喪主から招待されるものではありません。
訃報を聞いた人が、葬儀に出席するかどうかの判断をします。
基本的に親族が亡くなったのであれば出席するのが望ましいですが、血縁関係が遠い親せきならやむを得ず出席できなくてもさほど問題ないでしょう。
親族の法律上の定義は6親等以内の血族と3親等以内の姻族ですが、最近ではごく血縁の近い親族だけで葬儀を執り行うケースも増えています。

主に祖父母や叔父、叔母など近い親族が亡くなったのであれば、仕事を休んででも葬儀に出席する人が多いです。家によっても、出席するべきとされる親せきの範囲に差があります。これまで自分が出席したことのある葬儀を基準に判断するのが無難でしょう。
親族の葬儀に出られなかった場合に、香典は現金書留で郵送します。ほかの親族に香典を預けて代わりに渡してもらう方法でも問題ありません。さらにお悔やみ状を添えると気持ちが伝わります。

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