家族葬に参列するときの髪型は?派手な髪色は染めたほうが良い?

小林憲行【記事監修】
小林憲行

記事監修小林憲行

家族葬に参列するときの髪型は?
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近年、家族葬の葬儀形式を選ぶ人が増えています。遺族が参列者を接待する手間がかからず、葬儀費用がおさえられることも選ばれる理由のようです。

しかし家族葬という言葉を聞いたことがあっても、マナーについて知らない人は多いのではないでしょうか。身内のみの葬儀と言えども、服装や髪型など、きちんとした格好を心掛けましょう。

この記事では、家族葬における髪型のマナーについて、どのような髪型がふさわしいか、髪色で困った時の対応などをご紹介します。

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家族葬の髪型マナー

家族葬での髪型は、一般葬と同じように清潔感のある髪型にします

髪型マナーに厳粛な決まりはありませんが、清潔感のある髪型が基本です。

家族葬は、主に遺族や親族といった近親者のみで執り行われる葬儀です。そのため、多くの参列者が集まる一般葬に比べ、気を遣う必要はないと思うかもしれません。

しかし、身内が多いと言えども、故人を見送る大切な儀式であることに変わりはありません。場違いな服装で参列することは、故人や他の遺族に配慮が欠けた行動と言えます。

顔にかかる前髪はピンでとめる

顔にかかる前髪はまとめる

顔にかかる長い前髪は、男女ともに印象が良くありません。前髪は短めに切るか、ヘアピンなどでまとめましょう。また、焼香やお辞儀をした際に顔にかかる髪があれば一緒にまとめるようにしましょう。

寝癖を整える際には、整髪料を使って過度に髪を立てたり、テカテカにするのはNGです。

長い髪は1つにまとめる

髪が長い人はヘアゴムなどでまとめましょう。ヘアゴムやヘアピンはすべて黒で、装飾の付いていないものを選びます。

また、髪をまとめるときは耳よりも低い位置でまとめます。高い位置のポニーテールはお祝いの席向けのヘアスタイルとされているからです。

おくれ毛を出したり、ヘアアイロンで髪を巻くのはふさわしくありません。三つ編みや編込みもせず、シンプルで控えめな髪型を意識しましょう。

和装の場合

和装で家族葬に参列する場合、ロングヘアの人は髪をたばねて、小さくまとめます。セミロングやショートカットの人はそのままでもかまいませんが、髪で顔が隠れないようにしましょう。

ヘアアクセサリーをつけても良い?

髪をまとめる際には黒いヘアピン、ヘアゴムが鉄則ですが、バレッタやシュシュなどのヘアアクセサリーしかない場合もあります。

シュシュなどを使用する場合は、黒くて装飾のない(目立たない)ものを選びましょう。シンプルなものであれば、マナー違反とは思われないでしょう。

髪を染めている場合は?

葬儀への参列が決まったら、美容院へ行くか、ヘアスプレーなどを使用して一時的でも黒色に染め直すのが良いとされています。

ヘアスプレーはドラッグストアなどで購入できます。用途ごとのタイプがあるので、希望に合うものを使用すると良いでしょう。

しかし、急な葬儀のため染め直す時間がない人もいます。あまりに派手な色でなければ、そのままでも許容されることが多いようです。きちんと整えて、清潔感のある髪型にしましょう。

子どもの髪型は?

子供の髪も大人と同様に清潔感のある髪型にする

家族葬に小さな子どもが参列することもあるでしょう。子どもだからといって、どんな髪型でも良い訳ではありません。

子どもの髪型のマナーは大人と変わりません。子どもに葬儀の意味を説明し、髪型や服装を整える理由をきちんと説明するようにしましょう。

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