はじめてのお葬式ガイド
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終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

【お布施って高いなあと思ったら】お葬式のお布施の話

以前、このサイトでもご紹介しましたが、Amazonでの販売開始を発表した「お坊さん便」が話題です。

賛否両論あるようですが、こうしたサービスが生まれるほど一般の消費者とお寺との関係が希薄になってしまっているというなのでしょうか。バラエティー番組や、テレビドラマ、映画など、このところいろいろなところでお坊さんが話題になっていますが、お寺とのつながりを再構築するには、まだ時間がかかりそうです。

一方、お葬式に関連してしばしば耳にするのが、お寺へのお布施の話です。

 

お布施はなんで“お気持ち”なの?

お葬式の際に喪主が「困ったな」と思うことの一つに、お布施があります。
鎌倉新書が2013年11月に行った「第一回お葬式に関する全国調査」アンケートでも、「お葬式で困ったこと」という質問では「心付けやお布施の額」が23.8%とトップになりました。

喪主が困ってしまうその大きな理由のひとつには「定められた額がない」ということがあるでしょう。日ごろお寺と接点のある方は、それでもなんとなくの感覚でわかるのかもしれませんが、お葬式があるまでお坊さんと話したこともなく、身近に適切なアドバイスをしてくれる人もいない場合は大変です。

お坊さんに「どのくらい包めばいいの?」と尋ねると、ほとんどの場合「お気持ちで」とお返事ではないでしょうか?(それでも最近は、「お気持ちです」と言った後に、一応の目安を教えてくださるお坊さんもいらっしゃるそうですが……)

この「お気持ち」という言葉は、日ごろお寺と深い関係のない生活を送っている人にとっては、なかなか悩ましい言葉です。

いくら「気持ちで」と言われても、世間体もありますし。親せきや、知り合いの話などから推測して「これくらい」と用意しても、喪主の考える「気持ち」とお寺が想う「気持ち」にずれがあると、場合によってはトラブルになることもあるからです。

 

どうして「お布施はいくら」と言わないの(なるべくわかりやすく教えて)

以前、あるお坊さんに「なぜはっきりと、“お布施はいくら” って言わないのですか?」という質問をしてみたところ(仏教の教えの話になると難しいので、ごくごく簡単にお願いしますとリクエストしました)、

余裕のある方からはそれなりの額を、余裕の無い方からは無理のない額を、ご自身の判断で “お気持ち” として出していただくから平等になる。こうして出していただいたものを、お寺で一旦預かってから、今度はその“お気持ち”を皆のために使います。お寺というフィルターを通して、例えば困っている人には手厚い援助をするなどして、本当の意味で平等な形になるように再分配しているのです」

というようなお答えでした。

 

お葬式のお布施は高いの? 安いの?

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普通のお仕事とお給料の関係と同じように考えると、お葬式のお布施はお葬式を執り行うお礼、さらに具体的には読経と戒名と法話のお礼といえるでしょう。

読経や戒名、法話の対価としてお布施をおわたしする……。

死者の冥福を祈るという超特殊な技能を持っているのですからそれなりにするとは思うけど、お通夜とお葬式の2日間でも、お坊さんが読経している時間だけをみると数時間です。時給で換算すると「高いなあ」と感じるかもしれません。

 

長い時間の中でお布施を考えてみると

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では、お葬式のお布施を「お葬式だけのお礼」ではなく、「過去・現在・未来」で考えてみたらどうでしょう?

ご先祖の供養に対するお礼(過去)と、今、まさにお願いしているお葬式に対するお礼(現在)、そして故人や自分や子孫を今後供養してくれることに対するお礼(未来)。この3つがひとつになって、今日のお布施の「気持ちになる」という考え方です。

このように考えると、お葬式でおわたしするお布施は、過去、現在、未来でそれぞれざっくり1/3になります。しかもそれはお葬式の数時間だけでなく、日々、脈々と続いている時間です。これを時給に換算したら……。それほど高額ではなくなるのではないでしょうか?

過去、何十年にわたってご先祖の骨を守ってくれたお礼、そして今、故人をきちんと弔って、あの世へ送ってくれるお礼、最後に、故人も、私たちも、私たちの子孫も、この先の未来にわたって供養をしてくださいねという、手付け(?)。こうしたもの、全てをお葬式の場でおわたししているとしたら、納得がいくかもしれません。

 

反対に、もしも「お葬式は頼んだけれど、菩提寺じゃないし、過去にも別にお世話になってないし」となると、「お気持ち」もやや小さくなります。さらに、「未来も別に、お世話になるつもりもないし」となると、「お気持ち」はもっと小さくなる、というわけです。

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