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空海(弘法大師)ってどんな人?真言宗開祖の生涯とゆかりの地

空海(弘法大師)とは、平安時代初期に留学僧として中国に渡り、日本に真言密教をもたらした僧です。真言宗の開祖として、日本天台宗の開祖・最澄とともに平安仏教を勃興し、日本の仏教の礎を築きました。今回は、その生い立ちや真言密教を日本に広めた道程など、空海の生涯をゆかりの地やエピソードとともにご紹介します。

空海(弘法大師)の生涯

774年、空海は讃岐国(現在の香川県善通寺)にて、郡司・佐伯直田公(さえきのあたいたぎみ)の三男として生まれました。幼名を真魚(まお)と言い、幼い頃から聡明な子として評判でした。778年、15歳のときに上京して叔父の儒学者・阿刀大足(あとのおおたり)のもとで、漢語や詩・文章について学びます。阿刀大足は、桓武天皇の皇子伊予親王(いよしんのう)を務めていました。

大学を中退して仏道修行。名を空海に

792年、18歳のときに大学寮に入学しますが、大学での勉強に飽き足らず、2年も経たずに中退して仏道修行に旅立ちます。大峰山(奈良)や大瀧岳(徳島)、室戸岬(高知)など、各地の深山幽谷で修行を重ね、22歳のときに名を空海と改めます。

遣唐使。留学僧として唐へ

秘密仏教の略称とも言われている「密教」の根本経典である「大日経」を知り、さらに学びたいと願った空海は、804年、31歳のときに留学僧として唐に渡ります。この遣唐使一行の中には、当時すでに高僧の地位についていた最澄もいました。

半年で密教の奥義を授かる

長安に入った空海は、梵語や経典について熱心に学び、青龍寺の恵果和尚を訪ねます。密教伝持の第一人者である恵果和尚は、一目で空海の人品・教養を見極め、密教の奥義をわずか半年あまりで授けました。空海に胎蔵界・金削界・伝法阿閣梨の灌頂を授け、遍照金剛(へんじょうこんごう)の名を授けた恵果和尚は、早く帰国して密教を広めるようにと勧めました。

真言密教を日本に広める

806年、恵果和尚の入滅後、留学を2年で切り上げて帰国した空海は、2年ほど大宰府・観世音寺に逗留します。その後、809年に嵯峨天皇の命で上京した空海は、京都の高雄山寺(現在の神護寺)に入り、最澄に灌頂を授けるなど、真言密教を広めていきます。

その後、空海は816年に修禅の道場として高野山を開創し、823年に真言宗の根本道場として東寺を嵯峨天皇から賜り、真言宗の基盤を確立していきます。835年、空海は3月15日に弟子たちに遺言をし、3月21日に62歳で入定(永遠の瞑想に入ること)します。その後、921年に醍醐天皇から生前の功績に対して「弘法大師」の諡号(しごう)が贈られました。

空海(弘法大師)ゆかりの地

弘法大師御廟

高野山の奥の院にある弘法大師御廟では、今でも空海が生き続けて禅定をしているとされており、1日2回、空海に食事を届ける「生身供」の儀式が行われています。御廟へと続く参道沿いには、歴代の天皇をはじめ、織田信長や明智光秀などの戦国武将、親鸞や法然など他宗派の高僧など、有名な人物から無名の人々まで大小約20万基もの墓碑・供養塔が並んでいます。

御厨人窟(みくろど)・神明窟

御厨人窟(みくろど)・神明窟は、室戸岬にある海蝕洞です。空海は御厨人窟に居住し、神明窟での修行中に口の中に明星が飛び込み、悟りを開いたと伝えられています。空海という名は、洞窟から空と海しか見えなかったということから名付けました。

東寺

京都駅から見える五重塔で知られる東寺は、日本で最初の密教寺院です。正式名称は教王護国寺ですが、「東寺」や「弘法さん」と呼ばれ、親しまれています。講堂には、空海による立体曼荼羅が安置されています。大日如来像を中心に21体の仏像が拝され、空海が構想した密教の世界が表現されています。また、1994年には世界遺産として登録されました。

四国八十八ヵ所霊場

四国地方に八十八ヵ所ある、空海にゆかりのあるの寺院です。これらの寺を巡礼することを、遍路といい、今も多くの人々が巡礼をしています。

四国八十八ヵ所霊場

空海(弘法大師)のエピソード

空海は真言宗の基盤を確立するとともに各地を巡錫し、朝廷や貴族だけでなく民衆からも絶大な信頼と人気を集めました。821年、満濃池(香川)改築の責任者として着任した空海は、当時の最新工法により、わずか3ヶ月で工事を完成させたと言われています。また、828年には、京都に庶民のための学校である「綜芸種智院」を開校しました。

「弘法も筆の誤り」という諺で知られているように、空海は書家としても優れた人物でした。嵯峨天皇や一緒に唐に渡った橘逸勢(たちばなのはやなり)とともに、平安の三筆と称されています。最澄に送った書状をまとめた「風信帖」など、国宝に指定されている真跡が数多くあります。

まとめ

今も高野山・奥の院で祈り続けているとされる空海には、さまざまな伝説が各地に残されています。真言宗の開祖として今も日本人の心に生き続ける空海、その生き方や教えは今なお、多くの人々に影響を与えています。

なお、「いい葬儀」では、お葬式や法事を執り行ってくれる、真言宗のお坊さんもご紹介しています。 もしもの時「菩提寺がない」「お願いできるお坊さんがいない」という場合は、ご相談ください。

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