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葬儀社からの相見積りは何社取ればいい?見積りの数と、葬儀費用の関係【おそうしき研究室】

おそうしき研究室04_葬儀社の相見積もりの件数と葬儀費用

葬儀を執り行うにあたっては、葬儀社に見積りを出してもらって、その上で納得のできる葬儀が行えるか、判断する必要があります。しかしいざ葬儀相談をするという場合、「いったい何社くらいの葬儀社に相談すればよいのか?」という点に悩まれる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、「いい葬儀」での成約データをもとに、「見積りを取った葬儀社の数」と「葬儀費用」の関係についてご説明します。

葬儀社を決める時、何社から見積りを取っている?  

見積りを取った葬儀社の数

おそうしき研究室04_01見積りを取った葬儀社の数
「いい葬儀」2016年~2019年の成約データより
見積りをとった葬儀社の数割合
1社のみ77.4%
2社13.1%
3社以上9.5%

「いい葬儀」の2016年~2019年の成約データを見ると、見積りを取った葬儀社の数として最多だったのは全体の77.4%を占めた「1社」でした。以下、「2社」の13.1%、「3社以上」の9.5%と続いています。

複数の葬儀社から見積りを取り、各社の費用を比較検討した上で成約する相見積りをしている方は、全体の2割程度でした。約8割の方が1社のみで見積りを取り、そのまま、その葬儀社に依頼しているわけです。もちろん、「いい葬儀」からは1社分の見積りを、そして「いい葬儀」を利用せずに、直接ほかの葬儀社へも複数の見積りを依頼している可能性もないとは言い切れませんが、ここではカウントできないので、それらも含めて1社としています。

見積りを1社分しかとらないことで考えられる不都合

葬儀の見積りを1社しかとっていないという場合、最初の1社で納得のいくお葬式ができると判断できた、ということが考えられます。

しかし、別の角度から見ると、1社のみの見積りで済ませるということは、それだけお葬式の可能性を狭めているともいえます。

例えば「葬儀費用をできるだけ安く済ませたい」という方の場合、「他の葬儀社ならもっと費用を安くできたかもしれない」という機会を失っているのかもしれません。

また、「お金をかけてでも、故人の希望に沿ったお葬式を執り行いたい」という方もいらっしゃるでしょう。こうした希望を持つ方にとっても、1社でしかサービス・費用の説明を聞かなかった場合、他の葬儀社ならば利用できるサービスの利用機会を失っている可能性もあるわけです。

葬儀費用に対してどのようなスタンスを取るのかは、個人・ご遺族の意向や経済状況によって変わるでしょう。また、時間の余裕がないということもあります。しかし、可能であれば複数の葬儀社でサービス内容を聞いた上で見積りを取り、比較検討した上で葬儀社を決定した方が、満足度の高い葬儀を執り行いやすいと考えられます。

相見積りの数と葬儀費用の関係

次に、「いい葬儀」の2016年~2019年の成約データから、見積りをとった件数と葬儀費用の関係を見てみましょう。

葬儀の平均費用と見積りを取った葬儀社の数

おそうしき研究室04_02葬儀の平均費用と見積を取った葬儀社の数
「いい葬儀」2016年~2019年の成約データより
見積りをとった葬儀社の数葬儀費用の平均
1社のみ728,345円
2社546,763円
3社以上639,027円

葬儀社の見積りが1社の場合、葬儀費用は高くなる

見積りを取った葬儀社の数が「1社」だけの場合の平均費用は約73万円、「2社」の場合は約55万円、「3社以上」は約64万という結果となっています。1社のみで見積りを取った場合が、最も費用は高額になる傾向があるわけです。

先ほど、1社のみで見積りを取って葬儀社と契約を結ぶケースは全体の77.4%に上るというデータを紹介しました。実は、この約8割の方の葬儀費用の平均値が最も高いわけです。相見積りをしなかったことにより、費用を安くできる機会を失っている可能性があるということが、この結果からも読み取れます。

3社以上の葬儀社から見積り取るよりも、2社の方が葬儀費用は低い

一方、この結果からは、見積りを取った葬儀社の数が「2社」よりも「3社以上」の方が平均費用は高いことも明らかとなりました。

これは、「3社以上の葬儀社を吟味し、費用をかけてでもより希望に近い葬儀を執り行いたい」と考える方の行動傾向が反映されていると考えられます。サービスのオプション内容は葬儀社ごとに違ってくるので、複数の葬儀社を比較検討した方が、故人・ご遺族が望む形でのサービスを利用しやすいと考えられます。

一般葬は見積りの数が増えると費用も上がる?

続いて、「一般葬」「家族葬」「一日葬」「直葬・火葬式」という葬儀形態ごとに、見積りを取った葬儀社の数と平均費用の関係性についてみていきます。

まずは一般葬についてですが、「いい葬儀」の調査結果によると、見積りを取った葬儀社の数が「1社」の場合は葬儀費用の平均は154万1,825円、「2社」の場合では150万8,410円、「3社以上」の場合だと161万3,660円となりました。

葬儀の平均費用と見積りを取った葬儀社の数(一般葬)

おそうしき研究室グラフ04_03葬儀の費用平均と見積もりを取った葬儀社の数(一般葬)
「いい葬儀」2016年~2019年の成約データより
見積りをとった葬儀社の数葬儀費用の平均(一般葬)
1社のみ1,541,825円
2社1,508,410円
3社以上1,613,660円

一般葬は参列者数も多く、その分、家族葬など規模の小さな葬儀と比べても費用がかかるのが一般的です。そのため、「費用を最大限に切り詰めて葬儀を執り行いたい」というよりも、「費用をかけてでも、より充実したサービスを利用したい」と考えるご遺族が多い傾向があるようです。

こうした傾向を考えると、一般葬に限った場合、費用というよりもサービス面で葬儀社の比較検討を行い、より希望に近い葬儀内容を選択していると考えられます。

家族葬は見積りの数が増えると費用は下がる

家族や身内、友人など故人と親しかった近親者が中心となって執り行うのが家族葬と呼ばれる葬儀形態です。参列者の人数が一般葬と比べて少なく、規模が小さい分、葬儀費用も抑えられる傾向があります。費用を抑えつつ、故人と近親者たちでゆっくりとお別れをしたいという場合に、家族葬が選択されています。

葬儀の平均費用と見積りを取った葬儀社の数(家族葬)

おそうしき研究室グラフ04_04葬儀の費用平均と見積もりを取った葬儀社の数(家族葬)
「いい葬儀」2016年~2019年の成約データより
見積りをとった葬儀社の数葬儀費用の平均(家族葬)
1社のみ833,095円
2社732,759円
3社以上722,270円

「いい葬儀」で葬儀社を選定し、家族葬を選んだ方のデータから、見積りを取った葬儀社数と葬儀費用の平均との関係を見ると、「1社」の場合は83万3,095円、「2社」の場合は73万2,759円、「3社以上」の場合は72万2,270円という結果になりました。一般葬と異なり、家族葬の場合、見積りを取った葬儀社の数が増えるほど、平均費用が安くなる傾向を読み取ることができます。

この結果において注目すべきは、見積りを取った葬儀社が「1社」のみの場合、各段に葬儀費用の平均値が高くなるという点です。「2社」は「3社以上」よりも平均で1万円程度高いだけですが、「1社」は「2社」よりも10万円以上も高額になっています。

一日葬でも相見積りを取る、取らないでは約10万円の差

家族葬と同様の傾向は、一日葬においても見ることができます。一日葬とは通夜式を含まず、葬儀・告別式と火葬のみを執り行う葬儀形態のことです。お通夜を行わないため、喪主や親族などの時間的な負担が軽減できると、遺族や親族に高齢の方が多い、遠方に暮らしてる方が多いというような場合や、喪主の仕事が忙しく時間が取れないという場合など、一日葬を選ぶ方が多いようです。

葬儀の平均費用と見積りを取った葬儀社の数(一日葬)

おそうしき研究室グラフ04_05葬儀の費用平均と見積もりを取った葬儀社の数(一日葬)
「いい葬儀」2016年~2019年の成約データより
見積りをとった葬儀社の数葬儀費用の平均(一日葬)
1社のみ532,735円
2社444,793円
3社以上463,882円

一日葬を対象に見積りを取った葬儀社数と葬儀費用の平均額との関係を見ると、「1社」の場合だと53万2,735円、「2社」の場合では44万4,793円、「3社以上」の場合は46万3,882円という結果となりました。

この結果からいえるのは家族葬の場合と同じく、見積りを1社でしか取らなかった場合に、葬儀費用の平均が最も高額になる、ということです。「2社」と「3社以上」の差は2万円弱でほぼ同額であるのに対して、「1社」はそれよりも10万円近くも上回っています。一日葬の場合も、1社でしか見積りを取らないことで費用が高くなる傾向がはっきりと現れています。

直葬・火葬式も相見積りを取ったほうが安い

葬儀社一社でしか見積りを取らない場合、葬儀費用が高くなるという傾向は、直葬・火葬式にも当てはまります。

葬儀の平均費用と見積りを取った葬儀社の数(直葬・火葬式)

おそうしき研究室グラフ04_06葬儀の費用平均と見積もりを取った葬儀社の数(直葬火葬式)
「いい葬儀」2016年~2019年の成約データより
見積りをとった葬儀社の数葬儀費用の平均(直葬・火葬式)
1社のみ194,917円
2社176,910円
3社以上172,730円

「いい葬儀」で、直葬・火葬式において見積りを取った葬儀社数と葬儀費用の平均額との関係を見てみると、「1社」では19万4,917円、「2社」の場合は17万6,910円、「3社以上」は17万2,730円という結果となりました。

家族葬と一日葬ほどの差はありませんが、やはり「1社」の場合が最も葬儀費用の平均額は高くなっています。

しかし各データ間の差をみると、平均費用が最も高い「1社」と2番目に高い「2社」の差は2万円近くあるのに対して、「2社」と3番目に高い「3社以上」の差は4,000円ほどです。程度の差こそあるものの、直葬・火葬式においても見積りを取った葬儀社が「1社」の場合、やや突出して葬儀費用が高くなる傾向を読み取れるでしょう。

まとめ

見積りをする葬儀社の数が1社だけの場合、他社の場合だとサービス内容とその費用額がどのくらいになるのか、比較する手段を持てません。今回の分析では、家族葬、一日葬、直葬・火葬式の葬儀形態において、1社のみで見積りを行う場合、2社、3社以上の場合よりも特に葬儀費用が高額になる傾向が明らかとなりました。

一般葬では見積りを取る葬儀社が3社以上の場合に、葬儀費用が高額になる傾向が見てとれましたが、これは一般葬という葬儀の性質を考えると、複数の葬儀社を吟味することで、より希望に沿った葬儀を選択していると考えられます。望み通りのサービス内容を自ら選択する機会を得るという点でも、複数の葬儀社から見積りを取ることは合理的な判断といえるでしょう。

葬儀社を探す際には、費用面だけでなく、葬儀の内容も含め、納得のいく葬儀を行うためにも、可能であれば2社以上は見積りをとって、比較検討することをおすすめします。また、葬儀社からの見積りを簡単にとりたいという方は、「いい葬儀」の一括見積サービスをご活用ください。

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