はじめてのお葬式ガイド
葬儀のことなら「いい葬儀」

終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

カトリックのミサとお葬式の流れ

ミサとは、カトリック教会における儀式(典礼)の中でも特に重要な意味を持つものです。同じキリスト教でも、同じく多数派を占めるプロテスタントなど他の教派ではこの用語を使うことはほとんどありません。カトリック信者の方が亡くなられた時には、葬儀のミサをもってお送りすることになりますが、その際に必要なマナーや知っておきたいことなどについて解説します。

カトリック教会のミサとは

仏教、イスラム教と並び、世界三大宗教と呼ばれ世界中に20億人を超える信者を持つキリスト教。その中でも、ローマ教皇を頂点とし、最も多くの信徒が属する教派がカトリック教会です。
カトリックから分裂したプロテスタント教会が現実的な生活の充実を重んじるのに対して、比較的厳しい戒律を持ち、その儀式・典礼の中には精神性・神秘性といった要素がより強く感じられます。
中でも特徴的なのが、日曜日や特別な祝日・機会にのみ行われる「ミサ」と呼ばれる典礼です。
この中で信者は聖体拝領という秘跡を授けられます。
聖体拝領とは、聖書の中に伝えられるエピソードに由来し、イエス・キリストと信者がひとつに結ばれるため、それぞれがイエスの肉体と血をあらわすパン(ホスチア)とぶどう酒をいただくというものです。

なお、カトリック教会ではミサなどを執り行う聖職者を司祭(神父)と呼びますが、プロテスタント教会には司祭という役職は存在せず、指導者的な役割を担うことを認められた人は牧師と呼ばれます。

一般的なミサの流れ

この他、典礼文による祈り、司祭による聖書の朗読と説教、賛美歌の歌唱などを通して、神に感謝し、神と人とが一体であると確認することが、ミサという典礼の目的となります。
一般的なミサの流れは以下のようなものです。

一般的なカトリックのミサの流れ
  • STEP1.
    開祭の儀
    入祭唱、聖歌などをもって、始まります。その後、ミサを執り行う司祭と信徒とが、いくつかの種類の祈りを唱え合います。
  • STEP2
    ことばの典礼
    旧約聖書と新約聖書からいくつかの部分を朗読し、司祭が説教を行います。その後、皆で信仰を宣言する祈りのことばを唱えます。
  • STEP3
    感謝の典礼
    パン(ホスチア)とぶどう酒を祭壇に用意し祈りを捧げることで、これらの実体をイエス・キリストの肉体と血に変化させる、という儀式です。
  • STEP4
    交わりの儀
    祈りのことばと聖歌に続き、感謝の典礼で準備したパンとぶどう酒を用いて聖体拝領を行います。
  • STEP5
    閉祭の儀
    司祭が信徒や会衆に祝福を与え、皆で聖歌を歌い、ミサを閉じます。

*それぞれの協会によってミサの流れは異なる場合があります。

カトリックにおける看取り

「カトリックを含めキリスト教において「死」は忌むべきものではなく、神の もとで永遠の生を得る祝福すべきものとされています。
そして信徒の旅立ちに際しては、息を引き取る前、臨終を迎えるところから儀式が始まります。

一般的には信徒が病気などで危篤に陥った段階で司祭が呼ばれ、「塗油(終油)の秘跡」と呼ばれる儀式を行います。司祭が亡くなろうとしている人に安らかな旅立ちと罪からの赦しを与えるため、額や手に塗油を施すというものです(塗油は病気からの回復を願って行われる場合もあります)。
その後、司祭は信徒に聖体拝領を行い、亡くなった後も神とひとつに結ばれることを祈って、臨終の時を看取ります。

 

カトリックにおける葬儀

カトリックの信者が亡くなった後は、仏教式などと同様、納棺・通夜・葬儀というような流れで一連のお見送りの儀式が行われます。また教会でお葬式を挙げるには、生前からその教会に通い、信者としてミサに参加している必要があります。

納棺

納棺については特に定まった形式はありませんが、司祭による祈りや聖歌の斉唱などが行われることもあります。一般的に、ご遺体は白い布で覆う、棺の中を生花で満たすことが多いです。

通夜・前夜式

儀式としての通夜についても、カトリック教会においては特に定まった形式はありません。しかし仏教式の葬儀に慣れている人が多い日本などでは、参列者が集まり、故人に挨拶のできる場として「通夜のつどい」を設ける場合が多いようです。

こうした通夜のつどいでは、司祭による聖書の朗読の他、聖歌の斉唱、献花などが行われます。

葬儀のミサと告別式

カトリックの葬儀は、大きく「葬儀のミサ」と「告別式」の二つの部分に分けられます。葬儀のミサでは、参列者があらかじめ着席したところで、司祭と遺族が入堂します。

司祭が棺に水をまき祝福を与えた後、通常のミサと同じようにことばの典礼・感謝の典礼が続き、さらに参列者の中でも信徒を対象に、交わりの儀すなわち聖体拝領が行われます。
参列者全員による聖歌の斉唱で葬儀のミサが閉めくくられた後は、告別式となります。告別式では、献花や弔電披露、在りし日の故人の姿を振り返るスピーチをする場合もあります。

ミサがあくまで故人のための祈りの時間だったのに対し、告別式は、参列者が故人を偲びお別れを伝えるための場と言ってよいでしょう。
また、カトリックでは教義上、ご遺族に「お悔やみ」を述べることはしません。「安らかな眠りをお祈りします」などと伝えるとよいでしょう。

まとめ

カトリック教会のミサ、その中でも葬儀や看取りに関することには、たとえ自分自身が信徒でなくともいつか関わる可能性があるかもしれません。キリスト教に特化した経験豊富な専門葬儀社もあります。仏式のお葬式とはまた異なるさまざまな決まりもありますので、キリスト教のお葬式をご検討の方は相談をなさってみてはいかがでしょうか?

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