はじめてのお葬式ガイド
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煩悩とは?人間の「煩悩の数」が108個といわれる由来

煩悩(ぼんのう)とは自分自身を苦しめる心のことです煩悩は自分自身の内にあります。
特に厄介な煩悩が貪欲(とんよく)、瞋恚(しんい)、愚痴(ぐち)の3つです。また、煩悩は108個あると言われますが、その由来には諸説あります。仏教的な考え方に由来していたり、四苦八苦という言葉から来ていたり、暦から来ているという説もあります。
そして煩悩は消せないというのが仏教的な考え方ですので、幸せに生きるには煩悩をそのまま幸福に変える必要があります。

そもそも煩悩とは何のこと?

端的に言って、煩悩とは自分自身を苦しめる心のことです。
欲が満たされたら苦しまなくて済むのかという問いに対して、仏教では、そんなことはないと考えられています。この考え方を有無同然(うむどうぜん)と言います。欲しいものが手に入っても人間は幸せになれないという考え方です。
お金や美しさ、権力を手に入れても幸せになれるわけではありません。つまり自分の外の環境を変えても幸せにはなれないのです。
そのことから、仏教では幸せになれない原因は自分の外にあるのではなく、自分の内側にあると教えられます。自分の内側にあり自分自身を苦しめる心を、仏教では煩悩と呼びます。

煩悩は一人の人間につき108個あると言われています。大晦日に除夜の鐘を108回つくのは、これに由来しています。108個ある煩悩を鐘が一つ鳴るごとに一つ消して、来年は幸せな一年を過ごしたいという願いが込められているというわけです。

108個ある煩悩の中で最も人を苦しめる3つの煩悩

108個ある煩悩の中で特に人を苦しめる3つの煩悩をご紹介します。それは貪欲(とんよく)、瞋恚(しんい)、愚痴(ぐち)の3つです。この3つの煩悩は仏教では「三毒の煩悩」という呼び方があるくらい、強力なものとされています。

貪欲について

貪欲とは底なしの欲のことです。ちなみに仏教上の意味で使われるときは、貪欲と書いて「とんよく」と読みます。
仏教では欲は満たされることがないと考えられています。いくらお金があっても、容姿が美しくても、人間はもっと欲しがり続けます。
当然、無限の欲を満たし続けるのは不可能なことです。そして欲が満たされないことが、次の煩悩である瞋恚につながります。

瞋恚について

瞋恚とは怒りのことです。欲が満たされないことで怒りが増幅します。怒りは抑制できない感情ですので、一瞬で仕事や人間関係を台無しにするものです。
怒りに駆られた人間には後悔が残ります。

愚痴について

愚痴とは羨ましい気持ちや妬みの気持ちを表します。自分よりもよいものを持っている、早く出世しているといったことから、相手に対して負の感情を抱くようになります。

「煩悩の数」が108個あると言われる由来は?

煩悩が108個あると言われる由来には諸説あります。ここでは4つの説をご紹介します。

はじめにご紹介する説は、六根(6)×好・悪・平(3)×浄・染(2)×過去・現在・未来(3)をすべて掛け合わせると108になるという説です。
六根とは人に感覚を生じさせ、迷いを与えるもののことで、眼、耳、鼻、舌、身、意の6つを指します。
好・悪・平は人間の感情のあり方を表しています。好=快感、悪=不快、平=どちらでもないというあり方です。
浄・染は浄=きれい、染=きたないという意味です。
そして三世は、過去・現在・未来や前世・今世・来世を表します。
これらすべての組み合わせが、六根(6)×好・悪・平(3)×浄・染(2)×過去・現在・未来(3)=108となり、よって煩悩は108個あるとされています。

次の説は、四苦八苦という言葉に由来しているという考え方です。
四苦(4×9)と八苦(8×9)を足した数が108になることから、煩悩は108個あるとされている説です。

また、気候や季節の変わり目を表す暦に由来しているという説もあります。月の数(12)+二十四節気(24)+七十二侯(72)を足すと108になります。
月の数は1月〜12月までのことです。
二十四節気とは春夏秋冬をそれぞれ6つずつに分けたものです。立春や秋分、夏至も二十四節気の一つです。
七十二侯とは、二十四節気をさらに細かく分けた暦です。中国の古い暦が日本に伝来して、日本式になったものと言われています。
これらを足し合わせると12+24+72=108となります。

最後の由来は日本独特のものです。
日本では古来より数えきれないくらい多いものを指すときに数字の8を使って表すことがあります。八百万や嘘八百などがそうです。
そこから108になったのではないかという説です。

煩悩はなくせるのか?

仏教では煩悩はなくせないと考えられています。しかし、幸せになる方法はあって、煩悩を抱えたまま幸せになることができると考えられています。それが煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)という考え方です。
煩悩の元になっている苦悩をなくすことができれば、煩悩をそのまま幸せへ変えてしまうことができるとする考え方です。

まとめ

煩悩は人間を苦しめますが、自分自身の外側にではなく、内側にあります。
現代はSNSの発達などもあり、特にストレスや苦しみも多く、生きにくい社会となっている側面もあります。しかし、煩悩の意味やルーツを知ることで、その苦しみに対処することができるかもしれません。
煩悩をはじめとする仏教の考え方についてもっと知りたい方、葬儀の仏教的な意味について理解したい方は、お気軽にお問い合わせください。

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