はじめてのお葬式ガイド
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「はじめてのお葬式ガイド」では、終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

忌引きにおける親等の考え方について

忌引きとは、身内の不幸のために会社や学校などを休むことです。この場合、休んでも欠席扱いにはなりません。忌引きの日数などは、それぞれの会社の就業規則などで定められていますが、親族でも故人との関係が遠くなるにつれて、忌引きを取るべきかどうか判断が難しくなります。ここでは、法律的な親等や一般的に認められている忌引きの日数などについて解説をしていきます。

親等とは、「世数親等制」において自分と親族との血縁関係を表す単位のことです。この単位は世界中で使われており、日本の法律でも親族との血縁関係を表すときに重要な意味合いを持ちます。親等の数え方には「ローマ法式」と「カノン法式」があり、それぞれの法式によって親等の数え方に違いがあります。

世界で広く使用されているのはローマ法式で、日本もこの方式を採用しています。ローマ法式では自分と配偶者を0と考え、関係が一つ遠くなるごとに1を足していきます。さらに「直系親族」と「傍系親族」という考え方が加わります。

直系親族とは

「直系親族」とは、自分と親族の関係を図で表したときに、上下に一直線になる間柄のことです。つまり、自分自身の直系親族を上にさかのぼると両親、祖父母、曾祖父母が該当します。また、下をたどると子、孫、曾孫が直系親族にあたります。これは配偶者の場合も同じで、配偶者の直系親族のことを直系姻族と呼びます。

傍系親族とは

「傍系親族」は直系以外の親族のことです。例えば、兄弟や姉妹は直系である両親から派生した血族ですし、叔父や叔母も直系の祖父母から派生した血族と考えられるため傍系親族にあたります。

このような傍系の親族を親等で数える場合は、その派生元の親まで数えてからたどります。つまり、一番近く感じる兄弟や姉妹も「1親等」ではなく、法律上は親から派生したと考えるので「2親等」の関係になります。また、叔父や叔母は祖父母の息子や娘にあたるので「3親等」の関係です。

日本の法律では自分から数えて6親等と配偶者の親族3親等までが親族と定められています。以下に、一般的に親せき付き合いがあるとされる4親等までの間柄を紹介します。

各親等と該当する親せき

1親等 親、子ども、配偶者の親
2親等 兄弟姉妹、祖父母、孫、配偶者の祖父母、配偶者の兄弟姉妹
3親等 曾祖父母、叔父叔母、甥姪、曾孫、配偶者の曾祖父母、配偶者の甥姪、配偶者の叔父叔母
4親等 いとこ、大伯父伯母など

忌引きになるのは何親等からか

忌引きには、身内が亡くなって喪に服すとともに葬儀などの準備や参列のために学校や職場から休暇をもらうことです。喪に服す場合は基本的に2親等までと言われており、喪に服す期間は間柄によって変わります。この期間は、結婚式などのお祝い事への出席は控えます。神社への参拝は控えるべきとされていますが、お寺への参拝は問題ありません。

故人との関係と喪に服する期間

1親等 故人が両親の場合 12~13ヵ月
故人が子どもの場合 3~12ヵ月
2親等 故人が祖父母の場合 3~6ヵ月
故人が兄弟姉妹の場合 1~6ヵ月

 

この期間はあくまでも一般的な慣例であるため、亡くなった方との関係が深ければ喪に服しても問題はありません。また、忌引きで休暇を取れる範囲は一般的に3親等とされています。親族として通夜の手伝いをすることもあるため、喪に服す範囲よりも多少広く設定されることが多いようです。忌引きの日数は会社の規定によって変わるため確認を取りましょう。

いとこが亡くなった場合、忌引きはどうする?

忌引き休暇を検討する際に最も判断に悩むのが、いとこの忌引き休暇です。

いとこは4親等の関係にあたるので、忌引き休暇が認められない会社もあります。しかし、いとことの関係性が深くお通夜や葬儀に出席したいという方もいるかと思います。その場合は忌引き休暇を取れるかどうかを会社と相談しましょう。もし、忌引き休暇が認められない場合は別途有給休暇などを申請するとよいでしょう。

 

学生が忌引きを利用する場合は、学校の担任の先生に保護者が連絡します。大学生であれば、学生課に忌引きについて確認しましょう。また休んでしまう講座の教授にもその旨を連絡しておきましょう。忌引きのためにテストが受けられないといった場合も、それぞれの学校によって対応は異なります。いずれの場合も、忌引きによる影響を考えて事前に周囲に伝えておくことでトラブルを避けられます。

忌引きの休暇日数

これも会社など所属するところによって相違がありますが、一般的な規定は下記になります。

故人との関係と忌引きの日数の一例

配偶者 10日
父母 7日(喪主の場合10日)
子ども 5日
祖父母、兄弟姉妹、孫 3日
叔父叔母 1日
配偶者父母 3日
配偶者祖父母、配偶者兄弟姉妹 1日

葬儀の場所が遠方の場合は、事前に伝えておくことで忌引き休暇の日数を伸ばしてもらえることもあります。できる限り相談するようにしましょう。

まとめ

親等と忌引きについて解説しました。忌引きを利用できる範囲や期間は会社の規定などによって変わりますが、一番重要なのは本人と故人との関係の深さです。親しい身内の不幸を受けて、故人を偲ぶために通常よりも長くお祝い事を避けるという方もいます。

葬儀まで時間がなく供物の手配ができない方や、忌引きに関する疑問がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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