終活年賀状とは

2019年3月10日

終活年賀状とは、翌年から年賀状の送付を辞退する旨を伝える年賀状のことをいいます。2018年の暮れあたりにはマスコミ等でも話題に上るようになり、耳にしたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。今回は、終活年賀状の書き方のポイントや、終活年賀状を受け取った場合の対応などについて。また終活年賀状のデメリットなどについても、ご紹介したいと思います。

終活年賀状とは

終活年賀状とは「来年から年賀状をやめます」という主旨の一文を添えて送付する年賀状のことです。年賀状じまいとも呼ばれています。

近年では、この終活年賀状が広がりを見せつつあります。

高齢になって年賀状を作成するのが大変。付き合いが薄くなった人たちとの関係を整理したい。健康面に不安を抱えている、など理由はさまざまですが、年賀状のやり取りを見直す人たちが増えてきています。

終活年賀状に対する考えはさまざま

終活年賀状に対する捉え方はさまざまです。

終活年賀状は送る側にとっては、年賀状作成に追われることがなくなるため、年末の慌ただしい時期の負担を軽減できるというメリットがあります。

一方、終活年賀状を受け取った側の反応は、まちまちです。

形だけのやり取りを続けるよりは合理的な方法だと考える人もいれば、縁を切られたようだとショックを受ける人、わざわざ宣言しなくても送りたくないなら送ってこなければ良いのにと思う人。終活年賀状を受け取ったときにどう感じるかは、貰い手によってまったく違ってくるでしょう。

終活年賀状の書き方のポイント

年賀状を通しての交流を絶つことになる終活年賀状。

相手を不快な気持ちにさせてしまうことのないよう、文面には十分注意を払うようにしましょう。その上で、誠実な気持ちを込めて作成することが重要です。ここでは、終活年賀状を書くためのポイントを3つ挙げていきます。

来年以降送らない旨を伝えるときは、直接的な表現を避ける

終活年賀状を出す最大の目的は、来年以降は送らない旨を伝えることです。

しかし、「やめる」「最後」「終わる」など直接的な表現は好ましくないと感じる人もいるので避けておきたいところです。「今年限りで失礼させていただくことにいたしました」「本年をもちまして、年始のご挨拶を遠慮させていただきたいと存じます」などと書くのが無難です。

年賀状をやめる理由を添える

年賀状をやめる理由は必ず添えましょう。

「やめます」と一方的に宣言するだけでは、自分本位な印象をもたれることがあるためおすすめできません。年賀状をやめる理由として多いのが、「高齢になったから」というものです。例として、「寄る年波を感じるに至り」などの文面があります。還暦や古希、喜寿など、節目の年齢になったタイミングで出すケースも増えています。

他には、「身体的な衰え」を理由とすることもあります。

「手元がおぼつかなくなり」「文字の読み書きがつらくなり」などと記します。こちらは、年を重ねれば誰でも起こる可能性のあることなので、比較的相手の理解を得やすい理由といえるでしょう。

お詫びや感謝の気持ちを忘れずに添える

角が立たないようにするには、お詫びや感謝の気持ちを伝えることが欠かせません。

まずは、「勝手ではございますが、ご容赦ください」「悪しからずご了承くださいますようお願い申し上げます」など、年賀状を今後出さないという不義理を詫びる言葉を盛り込みましょう。

それから、これまでの年賀状のやり取りに対する感謝の言葉を述べます。「長年にわたり、賀状を賜りありがとうございました」「長い間お付き合いいただき本当にありがとうございました」などのフレーズがよく使用されています。

今後もお付き合いを続けていきたい相手には、「今後も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします」と添えておくのがおすすめです。併せて自分のメールアドレスを書いておくのも1つの方法です。あくまで年賀状を終わらせるだけであり、相手との関わりは継続していきたいことを強調しておきましょう。

終活年賀状を受け取ったら

終活年賀状が届いたときの対応については、基本的に受け取り手の自由意思に委ねられます。ただ、こちらからも送付を控える方が親切だといえるでしょう。

「送る分には問題ないだろう」と安易に考えるのは、相手に余計な気を遣わせてしまうことになります。また、相手の立場から考えると、終活年賀状を送った意味がない、と感じさせてしまうかもしれません。終活年賀状を受け取ったら、こちらからも今後送付しないよう、忘れないうちに住所録に記録しておくと安心です。

終活年賀状のデメリット

さて、これまで終活年賀状についてご説明してきましたが、一方でデメリットもあります。

ひとつは、終活年賀状を受け取った方が困惑するというもの。どれほど丁寧に言葉を選んで書かれていても、送られた側からすると複雑な心境になってしまうのもうなづけます。また、年賀状は新年の挨拶なのだから、中止するなら年賀欠礼状のようにもっと早い段階で出すべきでは?といった意見もあります。

さらに、終活年賀状が高齢者の孤独死につながる可能性を危惧する声も。

毎年届くはずの年賀状が途絶えることが、一つの信号でもあります。コミュニケーション手段を自ら捨ててしまうことで、万一の時のリスクが高まるというわけです。

終活という理由で、安易に縁を切ってしまうことの危険性も、考える必要がありそうです。

まとめ

今よりもさらに終活年賀状が認知されるようになれば、「終活」の一環として、終活年賀状を出す人はより増えてくるでしょう。自分が送る場合は文面に注意を払い、受け取った場合は相手の気持ちを汲み取って理解を示すようにしましょう。終活、生前整理などをお考えの方は、ご相談だけでも結構ですので、お気軽に弊社までお問い合わせください。

これからの人生を前向きに過ごすために 終活は早い時期から時期から進めましょう! いい葬儀会員なら入会費・年会費無料 葬儀社よりオリジナル特典+Amazonギフト券最大30,000円分 今すぐ0円で会員登録

この記事が役に立ったら
いいね ! しよう

5/5 (2)