葬儀に遅刻したときにとるべき対応

2019年1月9日

葬儀への遅刻は、できるだけ避けるべきものとされています。とはいえ、やむを得ない事情で遅刻せざるを得ないことはあります。その際はできるだけ早く斎場に到着するようにし、スタッフの指示を受けながら入室、弔意を示すことが大切です。お香典は状況によって受付や喪主にお渡しするか、後日弔問に伺うか、郵送により喪主のところにお届けします。遅刻のお詫びは理由を述べるよりも遺族の気持ちに寄り添うことを優先します。

不幸のお知らせは突然であることが多く、準備が間に合わないこともあるので、遅刻してしまうことについては一般的に悪いこととはされません
一般の参列者の場合、遅刻が30分から1時間ほどの時間であれば諦めてしまわずに参列するようにしましょう。あまりにも遅い時間に到着することは遺族に負担となります。翌日以降の葬儀・告別式への出席や、葬儀後の弔問を行う方がよいでしょう。親族の場合は、葬儀や告別式の準備があるため、時間を問わず駆けつけた方が力になれるでしょう。
斎場で通夜が行われている場合は、会場となる建物自体が閉館してしまうこともあります。ある程度の遅刻であれば連絡は不要ですが、大幅に遅刻しそうな場合はあらかじめ斎場に連絡し、弔問に伺ってもよいかどうかなど状況を確認しておく必要があります。

入室のタイミングは自分で決めず、斎場スタッフなどの指示を待ちましょう。お坊さんの読経の間に入室するのは失礼にあたるので外で待ち、お焼香が始まってからスタッフの案内を待って列に並ぶようにします。
なお、通夜振る舞いへのお誘いがあったときには、お受けして少しでも口をつけて故人を偲びましょう。

葬儀に遅刻は厳禁

お通夜のお知らせはたいていの場合予期できませんが、葬儀や告別式はあらかじめ日時が指定された案内を受けるので、参列者も準備することができます。そのような理由から遅刻は基本的に許されないものです。予約された会場から火葬場への移動や会場の片づけの時間、式の段取りはあらかじめ決められているので、遅刻してしまうことで以下のような支障が出る可能性があります。

 

・火葬場への出棺に間に合わず故人とお別れの時間がとれなくなる
・読経の最中などに到着することで場の雰囲気を壊してしまう

 

遅刻を避けるために、葬儀の案内を受けてから日時や場所をしっかりと確認しておきましょう。不測の事態に対応できるよう余裕を持って出発することが大切です。受付の20分前には到着しておくことで、受付が混雑していても時間通りに入場することが可能です。
とはいえ、遅刻してまでも出席してくれたということを遺族が好意的に感じてくれることも多いので、遅刻しても香典を渡し、できる範囲で精一杯お悔やみを伝えるようにしましょう。

葬儀への遅刻が避けられないことがわかったとき

避けられない用事や、電車の遅延や渋滞といった交通の事情などによりやむを得ず遅刻することもあります。その場合は以下のような方法をとることが必要です。

遅刻することが確実だとわかったらその時点で斎場に電話を入れます。式の開始後は遺族に伝わらないこともあるので、できるだけ式が始まる前に連絡する方が確実です。

遺族や親族は葬儀の間は大変取り込んでいるので、直接電話やメールなどで連絡することは避けましょう。お悔やみなどの伝言がある時には斎場に言付けを依頼することができることもあります。挨拶やお手伝いなどの依頼を受けていた場合、または親族側の出席者である場合は、到着後改めて係の人の指示を仰ぎます。

葬儀にすでに遅刻してしまったとき

喪服などの準備ができないときには、男性はビジネススーツと黒のネクタイ、女性は喪章の着用などで代用することができます。

正式な喪服の準備ができなかったとしても、服装よりも急いで駆けつけたという事実の方が大切です。読経時の入室などにより式の厳粛な雰囲気を壊すことないよう自分のタイミングでの入室は避け、会場のスタッフなどの指示に従って入室します。

お詫び

遅れてしまったことへのお詫びは、電話や直接伺うなどの口頭で行う必要があります。手軽だからといってメールやラインなどで済ませるのは礼儀に反しています。どうしても口頭でのお詫びが難しい場合は、丁寧に手紙を書くなどして伝えてください。遅刻の理由を説明するよりも遺族の気持ちに配慮した発言を心がけることが大切です。

お香典はどうするか

お通夜などですでに香典をお渡ししていれば、改めて葬儀でも渡す必要はありません。しかし、渡していない場合は次のように行うのがマナーです。

受付がまだ開いていれば、記帳して受付に渡しましょう。受付がすでに終了していた場合は直接喪主にお渡しすることも可能です。

お金のトラブルを避けるために、後日喪主の自宅に弔問に伺ってお渡しするか、祝儀袋に入れた香典を喪主宛に現金書留で送ります。郵送の場合は簡単にお悔やみとお詫びの手紙も同封しましょう。

まとめ

葬儀へ遅刻が避けられない場合は焦りを感じますが、そんな場合こそ落ち着いて。慌たためにもし事故に遭うようなことがあったら、それこそ大変です。遅れても心を込めて遺族に弔意を示し、香典をお渡しするようにします。服装などを会場入りする前に整えることは大切ですが、正式な喪服が準備できなくても常識的な服装の範囲であれば問題ないとされています。
葬儀について相談されたい方や見積もりが必要な方はいつでもお問い合わせください。

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