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終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

【終活映画】公開中!家族と仲間が支える人生『ボヘミアン・ラプソディ』

イギリスのロックバンド、Queenとフレディ・マーキュリーの自伝的映画を終活映画で取り上げること、驚かれるかもしれませんが、終活映画にはいくつもの視点がありますので、ぜひお楽しみください。

時代や音楽によって振り返る。終活映画の楽しみ方

誰のいつの時代でも、それぞれのくらしの中にはいつも何かの音楽がある。

戦後復興からの歌謡曲だったり、震災復興を支援するアーティストの叫びだったりもする。時代や世代に応じて音楽によって元気になったり、振り返る思いが鮮明によみがえったりすることもあると思います。

Queenは、私にとってまさにそんなイメージで、一生懸命に追いかけたわけでもないのですが、ある時代に必ず聞こえていた音楽でもあり、常に刺激的に変化をしてきたアーティストでもあると言っていいでしょう。

終活映画の観方として、時代や音楽によって振り返るとより、効果も大きいですね。

何しろこの映画の予告編登場から私を元気にさせてくれました。「観に行くぞ!」この思いが大切なのだと思います。この映画と共に最新の音響映像システムIMAXのある芸場へ出かけてきました。

アーティストになり切ったキャストは魅力十分で、彼らの躍動はまさに見ごたえがあります。さらに完全コピーと言っていいほどのライブシーンは感動すら覚えます。終活映画で元気になる。まさにこの体現です。行こう、わくわくしよう、楽しもう、その余韻に浸ろう、まさに終活映画の観方、楽しみ方です。

 

『ボヘミアン・ラプソディ』にある終活映画の要素とは?

音楽映画はヒットしないというイメージもあると思いますが、別格な映画の魅力にしたのが映画の主役、フレディの人生ドラマにあります。まさに終活映画の要素満載のなのです。

生い立ちを隠すようにして生きたフレディは、誇り高く生きろと伝える父のことば「good thoughts, good words, good deeds(善き考え、善き言葉、善き行い)」に対立するようにして生きていました。やがてバンドを結成し、瞬く間にその才能を世に知らしめたフレディでしたが、周囲が感じる家族としての結束には、心が開かれなかったようです。

やがては、バイセクシャルとしての苦悩の先に仲間を裏切りますが、その先にあったものはそれまで支えてくれて来た「家族」の存在だったのです。

体を壊してゆくのですが、全てのプライドを捨てて昔のバンドに戻りたいといった彼の頭にあったのが、1985年7月13日に行われたアフリカ難民救済を目的にしたイベント「ライブ エイド」でした。誰かの役に立つことを、ノーギャラで集まったロックバンド、その中にどうしても自分が居なくてはいけなかったのです。

その頃の彼にはもう一つの運命がのしかかっていました。、苦悩の時代に背負うことになったAIDSという不治の病、なかなか声もうまく出てこない練習の時に、フレディはそれをバンドのメンバーに告げます。この時からラストのライブシーンに至るまでQueenの力強さが圧倒的で、さらに楽曲の歌詞がその人生の葛藤や生き様を投影しているようでもあり、涙が止まらなくなりました。

ライブ向かう前にフレディが家族を訪ねるシーンがあります。本当の友達を連れて、そして父に告げる言葉が、これからライブ エイドに出る。アフリカ難民救済のライブだ。無償のライブだ。まさに父から授かった考え方生き方「good thoughts, good words, good deeds(善き考え、善き言葉、善き行い)」これにこだわっていたようにも感じます。何よりも強く感じることは、妻を娶り彼女を心の支えとしながらも、バイセクシャルとして男性をも求めていた彼の中では、父親の何かを追いかけていたかのような、そんな人生をも感じてしまうのでした。

 

終活セミナーで私が大切にしていること

私の終活セミナーの基本に、人は1人では生きてゆけないというメッセージがあります。人は何でできているのかというと、皮膚や肉、骨といった話でDNAを親からいただき構成されてゆくのですが、人格という点においてはもっとたくさんの要素を含んで家族や友人、環境や時代に応じて自分自身を作ってゆきます。もう一つの言い方をすると「ささえ」ともいえるでしょう。

自分らしくという言葉をよく聞く現在、私はどんな人なのだろうと自問自答をするときに、家族をも含めた周囲も巻き込んで考えると、意外とその答えは見つかるのかもしれません。この映画の中では、彼の孤独感とその苦悩のようなものを感じるのですが、少し見方を変えるだけで、そこに誰かがいて、自分もまた誰かに大きな愛を与えていることに気が付くかもしれません。

元気になる。周囲を少し気にしてみる。そんな視点でご覧いただきまた人生のエネルギーにしていただける。そんな終活映画です。

 

今回ご紹介した映画

公開:2018年10月

監督:ブライアン・シンガー

出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョセフ・マッゼロ、トム・ホランダー、マイク・マイヤーズ ほか

 


尾上正幸

(終活映画・ナビゲーター / 自分史活用推進協議会認定自分史アドバイザー / 株式会社東京葬祭取締役部長)

 

葬儀社に勤務する傍ら、終活ブーム以前よりエンディングノート活用や、後悔をしないための葬儀の知識などの講演を行う。終活の意義を、「自分自身の力になるためのライフデザイン」と再定義し、そのヒントは自分史にありと、終活関連、自分史関連の講演活動を積極的に展開。講演では終活映画・ナビゲーターとして、終活に関連する映画の紹介も必ず行っている。

著書:『実践エンディングノート』(共同通信社 2010年)、『本当に役立つ終活50問50答』(翔泳社 2015)

 

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