はじめてのお葬式ガイド
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終活や、参列のマナー、もしもの時におさえておきたいお葬式の知識など、はじめての方にもやさしく解説します。

干支の種類と意味、言葉の由来と葬儀との関係は?

干支とは、十干と十二支の総称を指します。日本人の生活にすっかり溶け込んでいる干支ですが、もともと干支という考えはどのように誕生し、どのように日本へ伝わったのでしょうか?また、十干と十二支で作られる干支には、どんな種類があり、それぞれどんな意味が込められているのでしょうか?干支と葬儀や葬祭との関係なども併せ、干支についての基礎知識を以下に紹介します。

干支という言葉や考えが生まれたのは、中国で最古の王朝とされ3000年前に滅亡した殷(いん)帝国の時代という説が有力です。その後、紀元前239年に著された中国の歴史書『呂氏春秋(ろししゅんじゅう)』に干支が作られたと記されています。

実際、殷時代の遺跡から出土した亀甲獣骨には、日付を示す干支が刻まれています。例えば、甲骨文の一文では「祖甲」というように、王の名称を干名で呼ぶなど、その使用の一端がうかがえます。

 

干支という考えや言葉は、その後東南アジアのベトナムや北朝鮮、韓国を経て日本に伝わり、暦や時間、方位、物事の順位などを表す方法として、広範に広がっていきます。干支という概念が日本に伝わったのは、聖徳太子の祖父、欽明天皇の時代とされています。百済から伝来したもので、正倉院にはそれに関連した宝物が納められています。

十干には、どんな意味合いがある?

各干支には、それぞれ意味合いがあります。まず十干ですが、十干が作られた当時には、次のような意味を含んでいました。

 

甲:草木の芽吹き、鱗芽(りんが)のかいわれ。十干の1番目、日本では「きのえ」

乙:陽気の届かない、固まっている所。「きのと」

丙:陽気が高まること。「ひのえ」

丁:陽気が満ち溢れていること。「ひのと」

戊:陽気による繁栄。茂と同義。「つちのえ」

己:集約、統制作用。紀と同義。「つちのと」

庚:形成、結実の時期。「かのえ」

辛:陰による集約、統制の高まり。「かのと」

壬:陽気の下ではらむ、妊と同義。「みずのえ」

癸:残滓(ざんし)を一掃、生長を待つ。揆と同義。十干の10番目、日本の「みずのと」

十二支には、どんな意味合いがある?

十二支はそれぞれに12の動物が当てはめられています。十二生肖(じゅうにせいしょう)、十二属相(じゅうにぞくしょう)とも呼ばれますが、12の動物があてがわれた理由には諸説あり、確かなとことは分かりません。ここでは原義に加え、一般的な解釈も添えておきます。

子:陽気の発現。子孫繁栄や財力向上の象徴。十二支の1番目

丑:生命エネルギーの結合。大事な食料をもたらす、古来よりなじみ深い家畜

寅:演から派生した呼び名。恐ろしく神秘的な動物

卯:同音の冒から、開発を意味する。親子の絆が強く、家族愛の象徴

辰:震と同音で、生命活動と同意。生の活動。伝説の生き物で、気高さの象徴

巳:隆盛の極み、まさに陰に移ろう所。お金と縁が深く、豊穣と多産を表す

午:逆らうことに通じ、上昇陰と下降陽との交錯。牛と同様、役に立つ家畜

未:昧爽(まいそう)で、陰気が支配。牛馬同様、なじみ深くおとなしい動物

申:陰陽の陽に属し、陰気を支配。人類の祖先、古くから崇められてきた

酉:酒が熟し、気が漏れる象徴。時を知れせる大切な生き物

戌:滅の意で、草木が朽ちる状態。人間に忠実で、安産の象徴

亥:核と同義で、生命起源の完全な収蔵状態。万病に効くという肉から無病息災

 

十二支は、個人の生まれ年を示す符号として、また年次を表し、年賀状を彩る絵柄として、人々の暮らしにすっかり根付いています。

干支と葬儀・葬祭の関係は?

「友引」に当たる日には、葬儀、葬式を避ける習慣は、全国的に見られる風習です。友を引く、つまり死者が生きている人間をあの世に引いて連れて行ってしまうという恐れから、避けられるようになったのでしょう。本来の意味からは外れていますが、火葬場など友引を休日にしているところもあることから、この日に行われる葬儀の件数は、他の日と比べると少ないようです。

さて、友引は六曜ですが、全国各地で葬儀、葬式の日取りを決めるうえで、干支を重要視する習慣も数多く見られます。山形県の鶴岡市一帯では、子の日や丑の日にも葬式を出しません。十二支の順番を決めるに当たり、ねずみが牛の背中に乗っていち早く神殿入りしたという逸話があります。そのため子、丑の日に参列すると、共にあの世に連れて行かれると考えられているからです。

 

同じ県内の酒田市一帯では、子の日や丑の日に葬式を出すことには気にしませんが、寅の日の葬式を避けるそうです。「寅は千里を帰る」という故事から、あの世に送られた霊が彷徨い戻ってきてしまうと伝えられているからです。

ほかに、広島県の農村部では、酉の日には葬式を出しません。酉の日は「命を取る」を連想させるため、葬式ばかりか田植えも避ける習わしがあるといいます。

>>友引にお葬式は避けるべき?お通夜・告別式・火葬の日程について

まとめ

以上、誕生年の呼称や年賀状の絵柄として、広く使われている干支の基礎知識についてご説明してきました。干支という考えは、約3000年前に中国で生まれのちに日本に伝わったことが分かりました。また、十干・十二支の原義には、根源的な意味を含んでいることも興味深いものです。

 

干支に関連して、ここにはご紹介しきれない内容も多々あるはずです。さらに葬儀と干支の関係をお知りになりたい方は、ご遠慮なくお問い合わせください。

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