社葬の種類によってのメリット・デメリット
社葬
開催までの期間:近親者による密葬を終えてから1〜2ヵ月後(四十九日の時期を目安)に行う
会場 |
ご遺骨の安置や読経などができる寺院や葬儀社ホール、ホテルなど |
費用負担 |
会社 |
運営責任 |
会社 |
メリット
- ・宗教儀礼に則った、会社のイメージに沿った厳粛な式典が行える
- ・合同葬などに比べると開催まで時間的猶予がある
デメリット
- ・参列者の拘束時間が長くなる
- ・寺院や関係者との打ち合わせ、案内状の送付先や席順の決定など、多方面にわたる準備が必要
- ・会場によっては焼香などができない場合がある
お別れ会・お別れの会
開催までの期間:近親者による密葬を終えてから1〜2ヵ月後(四十九日の時期を目安)に行う
会場 |
ホテルや多目的ホール、葬儀社ホール、自社施設など |
費用負担 |
会社 |
運営責任 |
会社 |
メリット
- ・宗教色を廃し、故人のイメージに合った自由な演出で故人を偲ぶことができる
- ・故人に対する感謝を表現することができる
- ・合同葬などに比べると開催まで時間的猶予がある
- ・会葬者への接客や交流、おもてなしを重視できる
デメリット
- ・決まった形式がないため、会場関係者や社内担当者との打ち合わせや準備に時間をかけ、緻密な企画を練る必要がある
合同葬(通常の葬儀と併せて、遺族と合同で行う)
開催までの期間:故人の死後数日以内、遅くとも一週間以内に執り行う
会場 |
寺院などの宗教施設や葬儀社ホール、自社施設など |
費用負担 |
会社と遺族で分担 |
運営責任 |
会社と遺族で分担 |
メリット
- ・個人の葬儀と社葬とを一度で行うため、葬儀費用やかける時間が節約できる
- ・遺族が故人の「職場での顔」を知ることができる
- ・社葬でお香典をもらうと課税対象となるが、合同葬なら遺族がお香典をもらうことができ、原則的には課税対象とならない
デメリット
- ・会社と遺族の合同で行うため、費用面や内容面で話し合い、密に連絡を取る必要がある
- ・開催まで1週間ほどしか時間的猶予がない
- ・個人葬と社葬と別々に行うよりも弔辞や読経、焼香などの時間がかかり、拘束時間が長くなる
- ・遺族が会社側の会葬者への配慮をしなくてはならず、故人とゆっくりお別れできなくなる
ご喪家への配慮・気をつけたいこと
社葬の服装とマナーについて
男性・女性それぞれ社葬に参列する際に気をつけたポイントがありますので
きちんと覚えておきましょう。
特に社葬の場合、受付での名刺の渡し方など、注意が必要です。
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弔電・供花・香典について
社葬やお別れ会などの突然の訃報時に慌てないよう、弔電・供花・香典について事前に把握しておきましょう。会社代表として香典はいくら包むのが一般的なのか?表書きの名前を誰にするのか?などのマナーをご紹介します。
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社葬の参列マナー
社葬実施の連絡を受けたら、どうすればいいの?
参列ができない場合は?弔辞を頼まれた時にどうすればいいの?など社葬の参列に関する
マナーをご紹介いたします。
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社葬の役割
一般的な個人の葬儀は「故人を追悼する」ことが主な役割ですが、社葬はそれに加え、「社外への広報的役割」や、「社員の結束を強める役割」を担っているのです。
会社の上層部や中心にいた方のご逝去は、その会社の経営に大きな影響をもたらす可能性が高く、中でも創業者やオーナー社長のご逝去は、その会社にとっての大きな転換点となります。
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社葬の種類によってのメリット・デメリット
社葬の種類には、「社葬」・「合同葬」・「お別れ会・お別れの会」があります。
それぞれの形式によって、メリット・デメリットがあり、費用負担や運営責任などが異なります。どのタイプの社葬が自分の会社にはあっているか、ご遺族の意向も踏まえながら決める必要があります。
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社葬の費用
社葬とは、会葬者の数やホールの大きさなどといった規模に関係なく、葬儀を執り行う主体が会社となるため、葬儀にかかる費用は原則、会社が負担します。ただし、近親者による密葬などといった、一般的な個人の葬儀と社葬とを併せて行う「合同葬」の場合は、費用は遺族と会社で分担するケースが多いようです。
社葬の費用>>
社葬・お別れ会についてなど、
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