法事・法要の当日の流れ
1.施主・参列者着座する
施主(せしゅ)・遺族・その他の参列者が入場し着座します。
施主は僧侶の一番近い場所に着座します。2.開始の挨拶、僧侶入場
施主は下座に移動して「只今より○○○(戒名)の○回忌法要をとり行います」と述べ、参列者への感謝の言葉を加えて挨拶をします。
3.僧侶読経
4.お焼香
僧侶の合図で施主、次に席次に関わらず、故人との関係が深かった順に焼香します。
5.読経法話・僧侶退場
僧侶退場。
菩提寺で法要をおこなった場合は、お墓参りをするのが一般的です。
自宅や斎場でおこなう場合は別途、日を改めましょう。6.施主の挨拶
「以上をもちまして、○○○(戒名)の○回忌法要が終了いたしました」と述べます。
会食(お斎)の用意がある場合にはそちらの案内をします。7.会食(お斎:おとぎ)
仏壇には故人の好物をお供えし、参列者には会食(お斎)でもてなします。
料理は、精進料理を出すといわれていますが、最近では会席料理が主流になっています。8.施主挨拶・引き物を参列者に渡し閉式
参列者に挨拶をし、引き物を参列者に渡します。
施主の服装について
男女共に、三回忌(満2年)までは正式な喪服を着たほうがよいでしょう。
七回忌以降は、略式喪服でかまいませんが、 参列者よりも軽い服装にならないよう配慮しましょう。
正式喪服 | 和装 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
黒羽二重五つ紋付き長着 羽織 袴 |
黒五つ紋付長着 黒い帯 黒布製のハンドバッグ 草履 |
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洋装 | モーニングコート 黒いベスト 黒のネクタイ |
黒のアフタヌーンドレスまたは光沢が無い黒無地のワンピース、ス―ツ、アンサンブル 靴やハンドバックは布製かスエード(金銀の口金のない物) |
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準喪服 | 和装 | 黒羽二重五つ紋付き羽織 無地か細い縞の長着 袴 |
色無地紋付きの長着 黒い帯 黒の布または革製のハンドバッグ 草履 |
洋装 | セミフォーマルウエアもしくはブラックスーツ 黒のネクタイ |
黒、紺、茶などの地味でかつデザインが控えめなワンピースかスーツ アンサンブル靴やハンドバックは光沢の無い黒(金銀の口金のない物) |
|
略礼服 | 和装 | 地味な御召 紬の長着に一つ紋または三つ紋付きの羽織と袴 |
細かい柄の小紋 御召の長着に黒紋付き羽織 黒い帯 黒革製の草履 黒の布または革製のハンドバッグ |
洋装 | ブラックまたはグレーや紺のダークスーツ 白シャツ 黒のネクタイ |
色やデザインが地味なスーツかワンピース |
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