株式会社アイユーメモリー | ピックアップ葬儀社

「生花祭壇」でその故人・遺族のためだけのセレモニー

アイユーメモリーは、平成15年1月に創業した比較的新しい葬儀社です。社長の内山雅樹さんは、学校卒業後33年間にわたり大手旅行代理店で営業に携わっていましたが、55歳の時、部長職を捨てて思い切って起業したそうです。
そのきっかけは、起業する前の5年くらいの間にお父さんや奥さんなど身内の4人の方を相次いで亡くされ、その時々に、葬儀社や担当者によってサービスが違うことに疑問を感じ、自分に葬儀に対する知識があればもう少し良い葬儀ができるのではないかと思ったのだそうです。しかし、旅行代理店と葬祭業は、サービス業ということでは同じ側面を持っていても、葬儀に関する専門的な知識や実務経験はありません。そこで、奥さんの長年の友人で、葬儀業界の経験が長い野口昌子さんにお願いして専務に就任してもらい、開業にこぎつけたそうです。
今日は、業界経験の長い野口専務さんにお話をうかがいました。

可能な限り遺族の希望に沿った葬儀を出す

「真心と信頼」がアイユーメモリーの社訓です。この社訓に関連して、野口さんは「初心忘れず」を信念としていると言います。葬儀社は、仕事になれてくると、葬儀のプロだからということで、どちらかと言えば、葬儀社主体の葬儀に持っていこうとする傾向があるからだそうです。「私はまず、ご遺族の方がどのようなお葬儀を望まれているのかを掌握し、そしてそのご希望に出来るだけに沿うようにしています。プロから見て、そんな風には出来ないということもありますが、でも私は、可能な限りご希望に沿った葬儀を出すようにしています」。ご遺族の気持ちを反映できた葬儀をすることが、野口さんの仕事の喜びでもあるそうです。

祭壇のつくり方については、「その故人を送る、その遺族のためだけのものにしたい」というのが野口さんの強い思いで、その結果、ほとんどが生花祭壇になっているとのこと。「生花祭壇というのは、何度も使い回す白木祭壇などとは違い、葬儀が終わったら花を切って全部棺に入れますので、その故人や家族のためだけの祭壇です。それから、お花をきらいな人はいません」。生花でも、亡くなった人の好きだった花とか、色とか、あるいは遺族のこんな風にというイメージがあるので、「そうした要望に合わせ、予算内で可能な限り、ひとつひとつ違う祭壇つくりをしています」と言います。
お店の利益としては、何度も使い回す白木祭壇などの方が良く、葬儀社としては、利益の取れる白木祭壇にしたいのだそうですが、「生花祭壇というその家族のためだけの祭壇にしますと、非常に喜んでいただけますので、100%生花祭壇を勧めてしまう」のだそうです。

湯灌サービスをセット価格で提供


通常は別料金の「湯灌サービス」をセット価格にしているのも同社の特徴の一つで、湯灌サービスができる葬儀社として指名されることも多いそうです。「湯灌をオプションで付けたら10万円くらいかかります。だから、当社では、葬儀のセット価格に取り入れ、リーズナブルな価格設定にしています」。最近は病院で亡くなる人が多く、風呂に入いれなかったりすることから、自宅に搬送してから湯灌サービスを行っており、「家族の方に、故人の顔などを拭いていただいたりすると、どんなにお風呂に入りたかったでしょうねなどと言いながら、すごく感激され、湯灌をしたことを非常に喜ばれます」と言います。

アイユーメモリーでは、不定期ですが葬儀の勉強会も行っています。参加するのは、例えば、一人暮らしの人が老後のことをちゃんと決めておきたいとか、子供に面倒をかけるのは嫌なので自分のことは自分で決めておきたいなど、前向きな姿勢で参加される人も結構多いとのこと。勉強会では同社では、そうした要望や不安、疑問などに対して、ひとつひとつ丁寧に説明しているそうです。

「私は、そういう話を聞きたいという方は、4~5人集まっていただければ、どこにでも出かけて行きたいと思っています」と野口さん。葬儀に関していろいろ知りたい人は、一度、野口さんに尋ねてみてはいかがでしょう。