【お葬式Q&A】友人のお別れ会を開催するにあたり、気を付けるべきことはありますか

スマホCTA(電話をかける)
アイキャッチ下テキストリンク

ご友人が亡くなって、偲ぶ会を開催するとのことで、ご質問をいただきました。
 
まず、いちばんに気をつけるべきことは、ご遺族の気持ちを尊重することではないかと思います。
 
友人同士で偲ぶ会を開催するにあたっての、ご遺族の了承は得ておられると思いますが、
あくまでも、故人を供養していく代表は、喪主やご遺族ですから、くれぐれもかやのそとに置くことがないように、
細心の注意を払っていただければと思います。
 
そうすることで、故人の見送りに関わる方皆さんが、心穏やかに故人を偲ぶことができるのではないでしょうか。
 
開催の実務に関してのポイントをいくつかご紹介すると、
 
まず、開催の主体となる発起人や実行委員が中心となり、
開催の日程、偲ぶ会の会場、招待する人数、費用負担、偲ぶ会自体のコンセプト、そして依頼先── これは葬儀社に依頼するのが一般的ですが、
これらを、ご遺族と相談しながら決めていきます。
 
 特に、依頼する葬儀社は、故人への思いや、偲ぶ会のコンセプトをよく理解してもらえるような業者を、比較検討しながら選ぶようにしてください。
 
依頼先が決まったら、当日までの具体的な流れや準備事項を、担当者とよく相談しながら決めていきましょう。
 
偲ぶ会の概要が決まったら、ご招待する皆さんへの案内状を作成して発送するのですが、文面には招待される方が戸惑わないような配慮があるとスマートかと思います。
 
お香典を受けるのか、それとも会費制にするのか、
服装については平服着用なのかどうか、
といったところは、
参列される多くの皆さんが迷われていることですので、
できれば明記しておくと親切だと思います。
 
また、偲ぶ会はお葬式と違い、出欠の有無を確認したうえで準備を進めますので、少なくとも、開催の3週間まえには招待を送るようにしておきましょう。
 
偲ぶ会の開催自体は、良い依頼先が決まりさえすればスムーズに進むものですが、
故人への思い入れのある方々、みなさんが心穏やかにお別れできるかどうかは、
 
主催者の配慮にかかっていると思いますので、その辺をしっかりと心がけておけば、良いお別れの場となるのではないでしょうか。
 
心のこもった良い会になることをお祈りいたします。
 
ということで、今回のご質問
友人の偲ぶ会を開催するにあたり、気を付けるべきことはありますか?
についてお答えしました。

葬儀・お葬式を地域から探す