【お葬式Q&A】お別れ会には香典を持っていくものなのでしょうか。

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お別れ会のご案内を受け取ったとき、香典や会費に関して特に記載がない場合は、基本的にはご葬儀と同じ考えで大丈夫ですので、お香典をお包みするのが一般的です。
 
最近の傾向として、お香典を受け取らないというケースも目にするようになりましたが、この場合はご案内状にその旨が記載されています。
また、会費制の場合も同様に、会費がいくらかが明記されています。
 
ご案内状に、特記事項が何も書かれていないということであれば、ご葬儀への参列と同じように香典を包み、喪服を着用するのが一般的です。
 
となると、その際のお香典の表書きをどうするか?というお悩みがでてくることになるかと思いますが、表書きについては、お別れ会がいつ営まれるかによって変わります。
 
仏式の場合、お香典の表書きは、四十九日法要を境に変わります。
お亡くなりになってから四十九日法要の前までの期間は「御霊前」、四十九日法要以降は「御仏前」というのが一般的です。
 
間違えやすいこととしては、亡くなってから49日間は御霊前で、50日目から御仏前になると思われている方がいらっしゃいますが、そうではありません。
 
単純に日数ということではなく、四十九日法要を境に、故人が霊から仏様になるという考えですから、たとえ四十九日法要が35日目に営まれたとしても、その法要をもって、表書きは御仏前になります。
 
言い換えれば、亡くなってからの日数で自動的に仏様になるのではなく、四十九日法要をもって初めて仏様になるということなのです。
 
なお、お別れ会が無宗教で営まれる場合は、表書きを「御花料」にするなど、先方の宗教形式がわかっている場合は、それに準じて変えるようにすると良いでしょう。
 
ということで、今回のご質問
お別れ会には香典を持っていくものなのでしょうか。
についてお答えしました。
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