【お葬式Q&A】ニュースで「墓友」という言葉をみかけました。墓友って何ですか?

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皆さん、こんにちは。葬儀相談員の市川愛です。
“教えてお葬式”ということで、このコンテンツでは皆様からいただいたご質問にお答えしています。

今回いただいたご質問は“有名な女優がお亡くなりになってニュースで墓友という言葉をみかけました。墓友ってなんですか? ”ということなんですね。

墓友、最近よく耳にするようになりましたね。
ドラマのテーマにもなったこともありますので、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

墓友とは、主に、納骨堂や樹木葬、共同墓といった、永代供養のお墓を、「自分で、生前に」求める際に、
一緒に同じ区画のお墓を購入したり、隣どうしのスペースを購入したりと、自分が亡くなった後に、同じお墓に入ることを前提としたお付き合いのことです。

お墓で悩んでいる方のご相談の多くは、跡継ぎがいないとか、おひとりさまであるなどの、「継承者問題」を抱えていることによる悩みなのですが、その解決策の一つが永代供養墓というわけなのです。

墓友に話を戻して、どんな方々が墓友になっているかというと、圧倒的に女性同士が多いそうです。
すでに友人同士だった方々で、一緒にお墓を探す場合のほか、墓地の運営団体が企画する会などで知り合って、墓友になるというケースも多いようです。

最初は知らない人どうしでも、墓地が主催する説明会やサークルに参加することで、徐々に気心が知れていき、同じお墓を選んだ者同士という連帯感も手伝って、仲良くなりやすいということなんですね。

今回ご質問にあった「墓友」とは、同じお墓に入る人どうしが、生前から絆を深め合うことで、亡くなったあとも寂しくない…という考えから広がってきているとも言われています。
墓地購入者のサークル活動があるなどの、「墓友ができやすいか」という環境は、今後、ご自分で永代供養墓を選ぶ際の大きな基準となっていくかもしれませんね。

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