【お葬式Q&A】お世話になった方のお葬式に行けない場合はどうすれば良い?

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皆さん、こんにちは。葬儀相談員の市川愛です。
“教えてお葬式”ということで、このコンテンツでは皆様からいただいたご質問にお答えしています。

今回いただいたご質問は“お世話になった方のお葬式に行けない場合はどうすればいいの?”というご質問なんですね。

お葬式に参列できないことありますよね。
こういった場合の弔意の表し方には、お葬式の当日に弔意を表す方法と、後日改めて弔意をお伝えする方法、この2通りあります。
 
まず、お葬式の当日に弔意を表す方法なんですが、3つの方法があります。
まず1つ目は「弔電を送る」です。
NTTの115番に依頼をしたり、インターネットの電報サービス、こういったものを利用するといいと思います。
2つ目が供花、「お供え花を送る」ということなんですね。
これは、お葬式を担当する葬儀社に、直接依頼をしてください。もし、その葬儀社が分からないという場合は、葬儀をする場所、会館の情報は入っているでしょうから、その会館に問い合わせをして○○家の担当葬儀社を教えてもらってください。
3つ目は「代理を立てる」です。
実はですね、代理を立てることによってその本人が参列したというふうにみなされますので、実はこれが一番丁寧な方法なんですね。
ご家族やご友人にお香典を預けて、代わりに参列してもらいましょう。
 
次に、後日改めて弔意をお伝えするという方法なんですけれども、2つあるんですね。
1つ目が、お悔やみの手紙を併せてお香典を郵送するという方法。2つ目が弔問をさせていただくという方法です。
まず、お悔やみの手紙。これなんですけど、皆さん頭を悩ませる方多いですね。インターネットなどの文例を参考にして構いませんので、たとえば逝去を知った驚きの気持ちであるとか、大切なのがご遺族を励まし慰める言葉であるとか、またはお葬式に参列できなかったことへのお詫び、こういったことを書くといいですね。
次に弔問をされる場合なんですけれども、まずは必ず先方へ連絡をして、伺ってもいいかどうかを確認してください。
葬儀後というのは大変忙しくされていますので、突然伺ってしまうということは避けましょう。もしお電話をする時などに先方がお疲れの様であれば、ちょっと日を改める、少し時間を置くといった気遣いも必要かもしれませんね。
 
弔問をさせていただく際の服装なんですけれども、ご遺族はもうお葬式を終えていますので、葬儀を連想させるような喪服であるとか、黒い服装は避けた方がいいですね。地味なスーツなどがいいと思います。
 
次に、お持ちするお香典の表書き。この質問も実は多いんですね。
質問に多いお香典の表書きなんですけども四十九日の法要の前なのか、後なのかで変わってきます。
四十九日の法要前であれば「御霊前」、四十九日の法要から後は「御仏前」。こういうふうに書き換えてください。
いろいろと参列できない場合の弔意の表し方、ご紹介しましたけれども故人との関係の深さによって選んでくださいね。
 
ということで、今回のご質問“お世話になった方のお葬式に行けない場合はどうすればいいの?”についてお答えしました。
ありがとうございます。

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