「生前葬」のメリット・デメリット

生前葬
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一般の方からお問い合わせがあった【生前葬】について、シリーズでお送りしています。初回は、生前葬はそもそもどういうお式なのかを私なりに解説させていただきました。

シリーズ2回目は生前葬を行うメリット・デメリットについてご紹介しましょう。

当たり前のことですが、お葬式は洋服の試着や食べ物の試食のように、まずは1回試してみよう・・・。これは、不可能なことです。
ましてや亡くなってからでは自分の葬儀を自分では見ることはできません。

「超」がつく高齢化社会の中で、今、注目をあびているのが元気なうちにお世話になった方々へ感謝を伝える生前葬です。
内容的には、「生前にお別れを告げる場」だけではなく、長年続けてきた「仕事の引退式」の意味合いで生前葬を行うケースもあります。
ただ、生前葬はまだまだ一般的ではなく、興味はあるけど踏み切れない・・・という方もいらっしゃいます。
そこで、今回は生前葬のメリット・デメリットを確認してみましょう。

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生前葬のメリット

1:お世話になった方々や友人たちに自分の言葉で直接、感謝の言葉を伝えることができる。

2:葬儀でないため、自由なスタイル(パーティ形式やカラオケなどの趣味・嗜好を取り入れたイベント形式で)行うことができる。

3:友人・知人の皆さんを招待し、もてなしてもよし、または、会費制にして行うこともできるため、事前に予算が立てやすいのもメリット。

生前葬のデメリット

1:生前葬を行う主旨を事前に伝えないと相手がとまどってしまう。

2:家族や親族への事前説明が必要。同意を得ておかないと理解を得にくい。

このように生前葬はメリットもありますが、家族はもちろんのこと、参列する側の気持ちを充分に理解した上で時間をかけて事前に準備を進めていくことが大切です。

ちなみに、生前葬を行った後、お亡くなりになった方の葬送をお手伝いさせていただいたことがありますが、その際には近親者のみの密葬でしめやかにお送りしました。

【生前葬】シリーズ、次の3回目は弊社が実際にお手伝いした具体的なエピソードのご紹介をさせていただきます。

そして、4回目は生前葬を行う場合の主旨説明や友人挨拶についてアドバイスできればと思います。

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