「今は亡きあの人へ伝えたい言葉」作品集

祖父への手紙

おじいちゃんのお好み焼き

ゆうま(兵庫県伊丹市)11歳

僕にはとても尊敬するおじいちゃんがいます。
僕はおじいちゃんが大好きでした。
その大好きなおじいちゃんは、二〇一三年十月秋のもみじがきれいな頃、天国に旅立ちました。
僕たちの手をにぎりながら眠りました。
おじいちゃんは、いつも笑っていて、僕や妹と遊んでくれました。
週末には、みんなが集まっておじいちゃんが作る大きなお好み焼きを食べるのが楽しみでした。
それはそれは、こだわりがあり、中に入れる粉は何時間も前から準備して、天かすやそばを入れるタイミングなど、おじいちゃんにしかできないほど上手でした。
そして食べた人が、みんな笑顔になるお好み焼きでした。
おじいちゃんが作ってくれた最後のお好み焼きも笑顔で食べました。その時は最後なんて思いませんでした。
いつもいつも食べることができると思っていたのに、おじいちゃんが天国に行ってしまった今、食べることができません。
でも、僕はおじいちゃんのお好み焼きを作ってみました。
おじいちゃんのこだわりは全部マネできなかったけれど、みんなが「おいしいおいしい、おじいちゃんのお好み焼きみたいだね」と、いってくれました。
僕はなんだかおじいちゃんがそばにいてくれているようで、とてもうれしかったです。天国で作ってくれていたような気がしました。
みんな笑顔になったあと、おじいちゃんに会いたくなって涙もでました。
おじいちゃん、あのお好み焼きが大好きでした。
僕もあのお好み焼きを作ることができるようになりたいです。
天国から教えてくださいね。


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