「今は亡きあの人へ伝えたい言葉」作品集

友への手紙

ありがとう、千恵ちゃん

小林 美砂子さん(38歳) 新潟県新潟市

天国の千恵ちゃんへ
会えなくなってから、もう五年が過ぎてしまいましたね。五年前は、千恵ちゃんに会えなくなったことが悲しくて辛くて、途方に暮れていたけど、それでも何とか今も元気でやっています。
千恵ちゃんが大好きだったゆずのコンサートにも、今も陽子さんと行っています。
ゆずの歌声を聴くと、千恵ちゃんの笑顔が浮かんでくるよ。「栄光の架け橋」だけは、いつ聴いても涙が出てしまうけど。
あの曲は、千恵ちゃんの結婚式と告別式で流れていた曲だから、色んな思いが込み上げてきてしまいます。
それから、「千の風になって」の曲も、聴くといつも涙が出るよ。
千恵ちゃんが亡くなった年の冬に、あの曲を初めて聴いたとき、千恵ちゃんに「泣かないで」と言ってもらっているような気がしました。
千恵ちゃんが、今もどこか遠くで、笑顔で過ごしている姿をイメージしながら聴いています。
夢ちゃんも大きくなったね。千恵ちゃんに似た、賢くて優しい女の子に成長してくれて、私もうれしいです。
千恵ちゃんはいつでも、夢ちゃんやご家族の幸せを願っているよね。私もずっと皆さんを応援していきたいです。
千恵ちゃんに聞いてほしいことがいっぱいあります。ここには書ききれないほど、色々あるけど、人生はほんとに面白いなって最近思えるようになってきました。
ほんとうに辛くて、千恵ちゃんがこんな私を見たら悲しむだろうなって思うくらい、後ろ向きに生きてたこともあったけど、今はやっと前向きになれたよ。
千恵ちゃんの優しい目を見ることや、優しい声を聞くことができないのは寂しいけれど、千恵ちゃんはきっと、今もどこかで見守ってくれているよね。「頑張って」って、いつも笑顔で言ってくれているような気がします。
私が天国へ行ったら、また千恵ちゃんに会えると信じています。いつかまた、千恵ちゃんに会える時まで、私も頑張るからね。
辛い顔を見せず、愛する人達のために精一杯病気と闘ってくれた千恵ちゃんのこと、尊敬しています。千恵ちゃんは、今も変わらず私の親友だよ。千恵ちゃんと過ごした十五年間の思い出が、今も私の心を温め続けてくれているよ。
出会えたことに、本当に感謝しています。


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