しきたりから学ぶ岡山県のお葬式

岡山県


数字で見る岡山県のお葬式(N=38)
お葬式そのものにかかった費用の平均 1,307,895円
飲食費の平均 327,632円
返礼品費用の平均 360,526円
会葬者の平均人数 54人
参列者からのお香典の合計の平均 973,684円

[ 鎌倉新書「第一回お葬式に関する全国調査」アンケートより ]

「第一回お葬式に関する全国調査」アンケート結果を見る

岡山県でお葬式をする

岡山県の葬儀の進行は、通夜、翌日に葬儀・告別式、出棺、火葬の順で進みます。
基本的に「後火葬」の地域ですが、通夜の前に火葬を行い、遺骨にて通夜、葬儀を行う「前火葬」の地域も一部存在します。

「通夜を夜伽(よとぎ)と呼ぶ?」

岡山県では、通夜のことを「夜伽(よとぎ)」、または「伽(とぎ)」と呼ぶことがあります。
「夜伽」は、故人が寂しくならないよう、故人の横で夜通し寝ずに過ごすという意味です。

「立飯(たちは)?」

岡山県には、「立飯(たちは)」と呼ばれるならわしがあります。
出棺の前に、故人との最後の膳を囲むもというもので、美作地方の一部地域では、僧侶や喪主が生のお米や塩を食べるまねをすることもあるようです。
立飯の後、出棺の際には故人の愛用の茶碗を割るという風習も見られます。
故人がこの世への未練をきっぱりと絶ち、あの世へいけるようにとの願いが込められています。

「七本塔婆?」

岡山県では、火葬当日に納骨をする場合、小さな七本の塔婆を用意して、四十九日までの7日間ごとの供養として一本ずつ立てていくという風習が残っています。
これを、「七本塔婆」といいます。

七本塔婆?

「放生(ほうじょう)を行う?」

岡山県の農村部など一部の地域では、放生の風習も見られます。
故人の子供や孫の手によって、鳥を空に放したり、池や川に魚を逃がすというもので、仏教儀式の「放生会(ほうじょうえ)」から派生したものと考えられます。
捕らえられた生き物の命を助けることで、故人の功徳を積むことができるとされています。

岡山県のお葬式に参列する

岡山県の葬儀の形態は、そのほとんどが通夜の翌日、葬儀・告別式があり、その後火葬をする「後火葬」の地域です。
ただ、一部では遺骨で葬儀を行う、「前火葬」の場合もあるようなので、事前に確認することをおすすめします。
また、通夜は、近親者だけで行う事が多く、通夜振る舞いのような豪華な料理ではなく茶菓子程度の事が多いようです。

「置き布?」

岡山県には、置き布と呼ばれる風習が残っています。
故人が生前着ていた着物を遺族の女性が持ちって棺に立ち会う風習です。
この着物は葬儀終了後、菩提寺に納められます。

「くがい?」

備中地方では、香典のことを「くがい」と呼んでいます。
くがいとは、香典をお米で納めていたときの名残です。
農村部では、自宅から出棺した後、柩が安置されていた部屋でざるを転がす風習があります。

岡山県でお葬式を経験した人に聞いた、岡山県のしきたり

美作市 会食の際に折のほか、煮物などの手料理も合わせて振る舞うこと。(男性 43歳)