しきたりから学ぶ滋賀県のお葬式

滋賀県

数字で見る滋賀県のお葬式(N=30)
お葬式そのものにかかった費用の平均 1,310,000円
飲食費の平均 481,667円
返礼品費用の平均 478,333円
会葬者の平均人数 77人
参列者からのお香典の合計の平均 700,000円

[ 鎌倉新書「第一回お葬式に関する全国調査」アンケートより ]

「第一回お葬式に関する全国調査」アンケート結果を見る

滋賀県でお葬式をする

滋賀県の葬儀の進行は、通夜、翌日に葬儀・告別式、出棺、火葬の順で進みます。
基本的に「後火葬」の地域ですが、葬儀の前に火葬し、遺骨にて葬儀を行う「前火葬」の地域も一部あります。
西日本は、通夜振る舞いを行わない地域が多いようですが、滋賀県は通夜振る舞いにうどんが出されます。
遺族に負担をかけない配慮から、作るのが簡単なうどんが出されるようになったようです。

「故人の顔にかみそり?」

故人の頭髪にかみそりをあてる、または、かみそりをあてるまねをする儀式は、僧侶により葬儀の中で行われている儀式です。
滋賀県では、この「おかみそり」の儀が広く行われています。
浄土真宗で生前、仏弟子になるために行われる帰敬式と呼ばれる儀式ですが、仏弟子になったという意味で故人にもほどこします。

故人の顔にかみそり?

「玄関からは出棺しない?」

自宅から出棺する際、玄関を利用しない風習は全国各地に見られますが、滋賀県では、縁側がある家は縁側から、中には窓から棺を運び出すという場合もあるようです。
その時も足から出す、頭から出すなど各地で違いがあります。
いつもと違う場所から出棺するのには諸説ありますが、いつもと違う所作をする事で、葬儀の非日常をあらわしているという意味があると考えられています。
また、「出て行くのはいいけれど、戻って来ないように」という意味もあるようです。
人が出入りするための場所である玄関を、死者の魂が出入りしないようにというわけです。
その昔、婚礼の時の花嫁が、縁側から生家を後にするという習わしもあったようです。
故人も花嫁も、「一度家を出たからには戻らないように」ということなのでしょうか。

滋賀県のお葬式に参列する

滋賀県の葬儀は、ほとんどが通夜の翌日、葬儀・告別式があり、その後火葬をする「後火葬」の地域です。
ただ、「前火葬」の場合も若干あるようなので、事前に確認する事をおすすめします。

「葬儀が終わってから香典を出す?」

滋賀県の一部地域では、近隣の住民が参列する際、香典をお葬式の後に渡すことがあります。
葬儀・告別式、また初七日が終わった翌日の会食に招待された時に香典を持参するこの風習は、「こうぎ」と呼ばれています。
なお、一般参列者は、通夜、葬儀の際に受付で香典を渡します。

「香典返しにお金?」

滋賀県の一部の地域では、香典返しの品物のほかに、「粗飯料(そはんりょう)」として2,000円ほどの新札をつける風習があります。
かつては葬儀・告別式に出すものとして用意していたようですが、現在は通夜でも準備する家が多いようです。

滋賀県の葬儀社に聞いた、滋賀県のしきたり

不明 自治会(町内会)地域により様々ですが、「悔み受け」という習慣があります。通夜の前にもしくは葬儀日の早朝に同じ自治会(町内)にお住いの方だけのお参り(ご遺族にお悔やみの言葉を述べる為に自宅もしくは葬儀式場へ)の時間を設けられる。お悔やみに来られた方々は、ご遺族にごあいさつをされ、お帰りになる(ごあいさつに併せてお焼香もされるケースも有り)

滋賀県でお葬式を経験した人に聞いた、滋賀県のしきたり

甲賀市 組(近所)の人に運営に参画してもらう。(男性 54歳)
野洲市 特になし最近は、自宅葬から葬儀会場で行うようになり、細かいしきたりは風化してきている。(男性 50歳)
高島市 大名行列みたいなことをする。(女性 46歳)
蒲生郡 通夜には伽見舞いを持参する。(男性 54歳)