愛知県の葬儀・お葬式を
しきたりや風習、マナーから学ぶ

愛知県での火葬の順番としては、中心部で「前火葬」と「後火葬」が混在します。
山間部や海沿いの地域では、「前火葬」が多く、南知多町では、骨葬で通夜・告別式を行うことが多いようです。
愛知県は、全国的に見てもたくさんの風習が残る地域です。
南知多地域では、自宅に遺体を安置しても線香、灯明はあげません。
僧侶が枕経をあげるまでは生きているように扱う風習があり、僧侶が帰ってから遺族は始めてお線香をあげます …続きを見る

数字で見る愛知県のお葬式(61件の平均)
お葬式自体にかかった費用 1,566,393円
飲食費 313,934円
返礼品費用 462,295円
会葬者の人数 84人
参列者からのお香典の合計 930,328円

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愛知県


愛知県でお葬式をする

愛知県での火葬の順番としては、中心部で「前火葬」と「後火葬」が混在します。
山間部や海沿いの地域では、「前火葬」が多く、南知多町では、骨葬で通夜・告別式を行うことが多いようです。
愛知県は、全国的に見てもたくさんの風習が残る地域です。
南知多地域では、自宅に遺体を安置しても線香、灯明はあげません。
僧侶が枕経をあげるまでは生きているように扱う風習があり、僧侶が帰ってから遺族は始めてお線香をあげます。
また、自宅から出棺の際、「もう帰ってはこない」という意味を込めてわらを燃やすこともあります。
西三河地域では、大小2つの白木の位牌(いはい)を準備し、大きい方を遺体の胸元に入れて一緒に火葬します。
法要は小さい位牌で行い、これは忌み明けまで使われます。
県内中心部では前火葬と後火葬が混在しますが、山間部や海沿いの地域では前火葬が多く、南知多町では自宅から出棺し、骨葬で通夜・告別式を行うことが多いようです。
さまざまなしきたりや風習が多い愛知県ですが、都市部を中心にここ20年ほどの間で簡略化される傾向にあります。
特別な準備が必要な場合は、近親者や葬儀社とよく話し合いながら進めていくとよいでしょう。

「辛い汁を飲む?」

愛知県の尾張地方では、精進落しの会食で、「出立ちの膳」といって近親者が簡素な精進料理を食べます。
この料理に「涙汁(なみだじる)」というとても辛い胡椒汁や唐辛子汁が出されることがあります。
辛い汁を出すということについては「大変な辛さから涙を流す」「辛さによってお葬式の疲れをとる」という、2つの意味があるようです。

「出棺の時のしきたりいろいろ?」

南知多町地域では、自宅から出棺する際、わらを燃やすことがあります。
これは、故人がもう帰れないという意味だそうです。
また、柩の下にござを敷き、出棺の際ござを竹と木の棒でたたくというものもあります。
そのわらを外に敷き、霊柩車はその上を通り火葬場へ行きます。
このほかにも柩にお菓子を入れるという風習もあり、これは、冥土の途中で邪魔をする餓鬼にお菓子をあげて道をゆずってもらうという意味があるそうです。

「愛知県のお葬式に参列する」

愛知県では、通夜の前に火葬をして、その後通夜、葬儀を行う「前火葬」と、通夜、葬儀が終わった後に火葬を行う「後火葬」の地域が混在しています。
故人のお顔を見るため参列してもお目にかかれない場合があるので、事前に確認することをおすすめします。
また、知多半島の半田市から南では、通夜・葬儀の席に着くのは遺族・親族のみで、一般の参列者は、読経中に焼香を行ってすぐに帰るようです。
碧南市や高浜市では、通夜・葬儀ともに焼香鉢に100円玉をお供えする風習があります。
知多半島の半田市以南では、通夜・葬儀の席に着くのは遺族・親族のみです。
一般の参列者は開式の少し前から集まり、読経中に焼香を行ってすぐに帰ります。

「お淋し見舞い?」

全国のほかの地域でも見られますが、愛知県の一部地域では、男性が頭に白い三角の布か、白い紙を頭に巻いて出棺に立ち会う風習があります。 全国のほかの地域でも見られますが、愛知県の一部地域では、男性が頭に白い三角の布か、白い紙を頭に巻いて出棺に立ち会う風習があります。

愛知県の葬儀社に聞いた、愛知県のしきたり

名古屋市緑区大高町 現在はほとんど行われていないが、15年ぐらい前まで出棺時に菰の両端を2人でもち、それぞれが竹と木の細い長さ1mぐらいの棒でたたくことをしていた。一軒の家で葬儀続いた時に出棺時に家を出て霊柩車に載せるま
碧南市・高浜市 通夜、葬儀とも焼香時に焼香鉢近くに100円玉をお供えします。三途の川を渡るにもお金がかかるだろうと言う意味があるそうです。
刈谷市南部地区 亡くなった家の男性2人で、隣組には、死亡のお知らせを配り、初七日まで、お参りをする。所によっては3回忌まで出席をお願いする。
知多半島の半田市より下にかけて 基本的に通夜・葬儀の席に座るのは遺族・親族です。ほんとうに故人に近い人・隣組位で自由です。一般会葬者は、通夜・葬儀共に開式15分前位から焼香が始まり、式、読経中いつでも焼香して帰ります。(受付から帰る
西三河地域 白木のお位牌は大・小各1本づつ用意します。式後、ご出棺の時には大位牌を故人様の胸先におさめ、一緒に火葬します。法要は小位牌のみで、忌明けまで使用します。
知多郡南知多町 自宅から出棺し、骨葬で通夜、告別式をします。棺台の下にござを引き、家から出る時ござを竹の棒と木の棒でたたきます。外でわらをたき、その上を通って霊柩車に入れます。
南知多町・善浜町周辺 ご自宅にご遺体を安置して、お寺さんが来て枕経をあげるまで亡くなったこととはせずに、線香もローソクも灯しません。

愛知県でお葬式を経験した人に聞いた、愛知県のしきたり

名古屋 参列者が生花を全て持ち帰る。(男性 62歳)
春日井市 葬儀場から、火葬場へのルートを、行と帰り変更しなければならない香典返しは50%返し。(男性 60歳)
豊田市 告別式のすぐ後に初七日の法要を行い、そのお経の最中にまた香典を出す。(女性 42歳)
小牧市 亡くなったら毎週2日間自宅とお寺にいくこと。(女性 52歳)
田原市 町の中でも20~30軒程の組に分かれていて、同じ組の人が亡くなった場合のお悔やみに伺うこと。参列者への葬儀の連絡や受付などあるが、昔ほど関わりが減った。(女性 47歳)
みよし市 10年ほど前まで、となり組で葬式があると1軒から二人、二日間お手伝いがあった。料理はすべて自宅で作った。(女性 59歳)

「愛知県の葬儀しきたり」Q&A

Q:「お淋し見舞い(おさびしみまい)」をいただいたら、どうすればよいですか。
A:お淋し見舞いには故人や遺族が淋しくならないよう元気づけるという意味合いがあります。お菓子などの食べ物であれば持ってきた人と共に皆でいただき、余ったら関係者で分け合います。お淋し見舞いをいただいた人には、通常の香典返しより、少し多めにお返しをしましょう。

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