吉川美津子のお葬式あらかると

Vol.1 「いい葬儀社とは?」

最近はPR&営業力が向上した葬儀社が本当に増えたと思います。ホームページを作りこみ、当然検索エンジン対策もバッチリ。見栄えの良いチラシでお客様の眼を引きつけ、セミナーやイベントで顧客を囲い込み。相談者に対して渡す資料にも抜かりなく、消費者目線できめ細やかな対応ができる葬儀社が増えてきました。閉鎖的な業界がオープンになり、業界全体の地位の向上に貢献した点では大変喜ばしいことなのですが、一方で、時々「ちょっと視点がズレている……。」と感じる葬儀社に出くわすことがあります。それは「現場が置き去りになっている。」という点。

私は決して優秀な現場スタッフとはいえない存在でしたが、現場に対する思い入れは結構強いほう。だから現場第一主義を貫いている葬儀社はとってもハートフルに見えます。どんなに美しいパンフレットを整えても、スタッフ全員がスマートな所作を身につけても、葬儀に対する思い入れが伝わらないと幻滅してしまうのです。
PRや営業に力を入れた結果、集客が安定してくると、すべてのコミュニケーションがそれで事足り、あらゆる問題も解決できると錯覚してしまいがちです。しかし、葬儀社の仕事はモノを売る仕事ではありません。死を扱う仕事です。

事前相談私は決して優秀な現場スタッフとはいえない存在でしたが、現場に対する思い入れは結構強いほう。だから現場第一主義を貫いている葬儀社はとってもハートフルに見えます。どんなに美しいパンフレットを整えても、スタッフ全員がスマートな所作を身につけても、葬儀に対する思い入れが伝わらないと幻滅してしまうのです。
PRや営業に力を入れた結果、集客が安定してくると、すべてのコミュニケーションがそれで事足り、あらゆる問題も解決できると錯覚してしまいがちです。しかし、葬儀社の仕事はモノを売る仕事ではありません。死を扱う仕事です。

葬儀社選びのポイントは、地域の事情をよく把握していること。そして相談者の思いを引き出そうと努力する姿勢が見えること(個人情報を引き出そうと探りを入れる人の事ではありません)。最初から最後まで担当者が変わらないことも外せないポイントのひとつ。ひどい場合は、病院へお迎えに行ったスタッフ、打ち合わせをしたスタッフ、式を担当したスタッフ、集金スタッフ……すべて違うスタッフが対応するケースもあります。業務の分業化は葬儀社の経営上の都合であって、遺族にとってはストレス以外の何ものでもありません。大切なことは、葬儀社の特徴や個性を把握し、担当者の人柄に触れ「この葬儀社にまかせていいか。この担当者に大切な人のお別れをまかせていいか。」を見極めることでしょう。

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